発達障害と理解について

この度は読んでいただきありがとうございます。

今回は理解について。当事者同士であれば分かる事でも健常者の方では分からない事があります。

1.どこまで理解をするのか

難しい問題ですが、専門の医師や当事者でもない限りは「ほとんど知らない、または知らない」と思っていただいた方がいいかと思います。

最近はテレビなどで情報や名前が特集され、それなりに認知度は上がりましたが「知られている」だけであり「理解されている」という事ではありません。

それもあり、自己判断で発達障害だと決めつけていたり、ストレスなどが原因で発症するなど間違った認識があるのが現実です。ネットには簡易ですが発達障害かどうかを調べるチェックリストがありますが、あくまで可能性であり自己判断なのです。

発達障害は専門の医師の診察の上、当事者の生活リズムなどを考慮した上で認定されるので自己判断で発達障害と決めつけるのはよくありません。

またストレスなどで発症する、というのはそういう環境にいると発症するだけであり直接に発達障害とは関係ありません。そもそも「先天性」の障害なので発症しないんですけどね。

2.理解するには

一番いいのは各種書籍を読んだり当事者に話を聞くことです。

専門の医師に聞いてもいいかもしれません。

最初は「なぜ?健常者と同じではないか」と思う事もあるかもしれません。もちろん健常者と同じ部分がありますが、発達障害はその度合いが健常者のそれとは違う程度で出ていることが多く、幼少期から悩んでいます。

ただの怠慢や怠けと捉えられることもあります。本人が必死に向き合っているのです、そこを見てあげてください。

そこで理解していただければいいですが、それも踏まえたうえで「やはり怠けだ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。無理にとは言いませんが当事者の方と話してみてください。

3.終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

今回は理解という当事者ではなく、そこに関わる人へあてたテーマですが当事者も知っておかないといけない場面もあります。

実際、見知らぬ人に紹介する時に「それって感染しない?」なんていう人がいるかもしれません。そこまでじゃなくても自分で説明出来る事はいい事ですので損はありません。

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