発達障害と人付き合い
この度は読んでいただきありがとうございます。
今回は他人との付き合い方。友人関係などを中心に書いてまいります。
1.初歩から難しい発達障害
人付き合い。友人関係や会社、学校などで他人と接することは少なからずあります。きっかけさえあれば仲良くなって親しい間柄になる事もあったり。
きっかけは共通の趣味だったり好きな事であったりしますが、ネットと現実では難しさが違ってくるものです。
現実であれば、直接話したり身振り手振りで伝える事は可能です。発達障害に関わずそういったコミュニケーションは重要。
私の事になりますが、学校に行っていた時は同じ発達障害を抱える友人や同じ課題、作品を作っている同級生がいましたのでコミュニケーションは必要でした。
私個人としてはそこまでコミュニケーションに問題はありませんでしたが、美術系の学校という事で課題として作品を作成する必要があるのですが、その際に題材に興味が持てず完成まで行くことが難しいものでした。
これも発達障害特有の興味の偏りが起こす問題。
2.ネットだとどう変わるのか
現実だと身振り手振りで伝えられますが、ネットでは文章のみ。
言い換えれば伝言ゲームです、相手がどのような受け取り方をするか分かりません。
それ故に暗黙の了解という「見えないルール」が分からないと厳しいものがあるのですが、他人の感情を読み取る事が難しい障害なので何かと問題が起こりやすいものです。
ネットにはそういった決まり事が何かとあり、障害を持つ人にとってはちょっとした会話でも健常者に比べて大変です。
3.ではどうやって築いていくのか
困難ではありますが努力次第では作っていくことは不可能ではありません。私も最初は無理でしたから。
一番身近な人間関係は家族です。一番身近であるゆえに一番難しいところではあるのですが。
理由としては
「身近だからこそデメリットが露骨に見えている事」
「一番の助けになるが家族の負担も大きい事」
「家族も所詮は他人である事」です。
身近だからこそ障害が理解されず、嫌な部分がよく見えてしまい暴言や暴力を振るわれる可能性はあります。そうならない事が一番ではあるのです。
一番助けや補助を受ける位置である家族ですが、家族の負担はそれだけ大きくなります。金銭面においても精神面においても。
そして一番の課題は「家族も所詮は他人である事」。家族も一人の人である以上何かしら不満やストレス、疲労がたまるものです。
理解があればいいですが万が一ない場合、最悪の事態になりかねない事もあります。理解するしないは個人の自由なので致し方無い部分もあるのですが。
4.終わりに(あとがき)
今回は人との関係性についての事柄でした。
障害があろうがなかろうが人間関係というのは難しいものです。築くのは難しくても壊れるのは一瞬ですから。
全てにおいて健常者の倍は苦労がかかる発達障害。理解が増えれば苦労は減るのかもしれませんね。
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