第6話 新たな発見 中華丼
何度か、同じ中華料理点に行った際、
「中華丼」というメニューが気になって、父に話した。
一度食べてみたらと、提案されたので、試してみた。
それまでは、八宝菜は、給食に出てくる冷めたものしか印象になかったので、
どちらかといえば苦手な食べ物だったのだが、
中華料理屋の、熱々の八宝菜ののった中華丼は、今まで知らないようなおいしさを感じた。
それからしばらくは、中華料理店に行くたびに中華丼を頼んでいたのには、
父も苦笑していた。
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