応援コメント

第223話 エピローグ−花火恋情−」への応援コメント

  • 久々に面白い作品に出会えました。
    いつ新しい章が始まるか分かりませんが、気長に待ちます。


  • 編集済

    おおう。アレクさんのメイン回かと思ったら、オルさんの素敵な最強メインヒロイン回でした。人形感満載だった初回から、とんでもない成長。心も腕っぷしも。マリウス兄さんも喜んでくれてますよね。
    敵も、帝国を相手にする以上、一筋縄では行かない能力と精神を持った曲者達。都合の良い「悪」は一人も居ませんね。

    最強姉妹の能力が有名過ぎて、敵に対策されて苦戦するのは仕方無いですよね。皇帝狙いなら邪魔な最大の矛盾。要チェックです。だからこそ、騎士庁の皆があまり注目されず、自由にやれてる感が有りますね。
    長くなりましたが、これからも魅力的で、愉快な仲間達の活躍を期待しています。
    すいません。大切な所が抜けていました。クライマックスは、「今夜は、俺とお前でダブルライダーだ。」って感じてまして。ようやく、二人が並び立った様に感じました。どんどん成長していますね。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます!
    最新話までお読みいただけたこと、書き手として何よりの光栄に存じます!

    この作品の主人公はアレクシオスなのですが、オルフェウスもヒロインというよりはむしろ「もうひとりの主人公」とでも言うべきポジションにいるんですね。ここまで出会いと別れ、そして戦いを経て成長してきた彼女ですが、今回のエピソードはそんな彼女が辿り着いたひとつのゴールと見ることも出来るのではないかと思います。言葉さえ知らなかった戦闘機械から、自我と感情を獲得するところまで到達したという意味では、他のどの騎士よりも伸びしろがあったと言えるかもしれません。

    今回は短編エピソードでしたが、敵キャラであるラヨシュの背景も(だいぶ駆け足気味ですが)描いてみました。悪事を働く人間も理由なくそうしている訳ではなく、多くの場合はそこに至るまでの動機があると考えているので、このあたりは作者として避けては通れないところなんですね。もうすこしでとりかえしのつかない罪を犯すところでしたが、アレクシオスの行動によって未遂に終わったのは彼にとっても救いだったのだろうと思います。

    仰るとおり騎士庁はある意味はみ出しものというか、知名度も低く注目されていないのが逆に動きやすさに繋がっている部分は確実にあります。彼らがいつまでもボロボロの本部から移転しないのも、まさかそんなところに帝国最強の戦力が集まっているとは思わないだろう…というカモフラージュ効果を見込んでということで。(汗)

    第五章はただいま鋭意準備中ですので、ぜひともご期待頂ければ幸甚の至りです!
    最後になりましたが、今後とも拙作をなにとぞよろしくお願い申し上げます!

  • ロボットものにあまり興味がなく、若干の苦手意識すら感じていた私ですが、このお話だけは何か特別なものを感じて、ここまでドキドキワクワクしながら読み進めてきました。
    読書好きの勘が嗅ぎ取った何か特別なもの。それは、卓越したバトルの描写や、戦闘での心理的な駆け引き、テンポ良く進むストーリー、そして何より敵さえもカッコいいキャラクターの魅力でした。主人公であるアレクシオスが非常に純情で、一本気で、努力家な少年で、第一話から彼のことを応援せずにはいられませんでした。
    オルフェウスとイセリアは系統は違うけれど二人ともとっても可愛いから、アレクシオスがどっちを好きになってもおかしくないな……と、そういった意味でもワクワクしながら更新を楽しみにしていました。でも、物語を通してより変化が見られていったのはオルフェウスの方で、最初はあらゆる意味で浮世離れしていた彼女が、仲間とのふれあいを通して変化していく様子を見守っているうちに、いつしかオルフェウスのことをアレクシオスと同じくらい応援している自分がいました。特に今回の、アレクシオスのピンチに颯爽と駆けつけてきたオルフェウスは素敵でした。そりゃアレクシオスも惚れるってもんだ。

    最後は、そのうちイセリアは真相を嗅ぎ取って大騒ぎするのでしょうが、何だかんだで騎士庁のみんなはずっと仲良く帝国の平和を守るのだろうなあとニマニマしてしまいました。ここまでハラハラドキドキの楽しい時間を過ごさせてくださって、ありがとうございます!!!

    作者からの返信

    特別編を最後まで読了いただきありがとうございます!
    そう言っていただけて作者として本当に嬉しく、光栄に存じます!
    ありがたくももったいないお言葉を頂戴し、誇張ではなく感動で画面がにじんでおります…!

    ここまでなかなか関係が進展しなかったアレクシオスとオルフェウスですが、そんな二人も今回のエピソードでようやくお互いの気持ちを確かめあうことが出来ました。イセリアはいまだにアレクシオスのことが好きなんですが、彼女も心のどこかでは自分はたぶん選ばれないだろうな…と薄々勘付いているのに加えて、最初は嫌っていたオルフェウスともなんだかんだで一番の親友になってるので、素直ではないにしろ(笑)二人を祝福してくれるのではないかなあと思います。
    私としてはオルフェウスはヒロインであると同時にアレクシオスと並ぶもうひとりの主役だと位置づけていたつもりなので、彼女の成長ぶりを感じて頂けたならうれしく存じます!マリウスとの出会いによって人間らしい生き方を志した彼女ですが、友情や恋愛といった感情はアレクシオスやイセリアたちと出会うまで理解出来なかったので、今回の話はそんなオルフェウスの成長物語の締めくくりという意味合いも持たせたつもりです。もしかしたら「このシチュエーションでヒロインの方からキスするの!?」と思われた向きもあるかもしれませんが、そうでなければいけない理由というのはまさにそのあたりにあるんですね。最初は受け身のリアクションしか取れなかったオルフェウスが、自分の意志でアレクシオスを助けに行き、好意により大きな好意で応じられるようになったというのは、作者としてぜひ書かねばと思っていたことでもあります。

    本当に今さらではあるのですがこの作品はひたすら私の書きたいことや趣味だけで突っ走ってきた感があるので、拙作にお付き合い頂いた読者様には心からの感謝を申し上げます!
    『戎甲のストラティオテス』を書き続けることが出来たのは皆様のおかげです。私一人だったらとっくに筆を折っていたところを、応援に背中を押して頂いたからここまで来られたのだと思っております。
    第五章はただいま準備中ですが、いずれ連載再開の折にはぜひともよろしくおねがいします!

    編集済