第23話 第三の騎士

「……ずいぶん遠くまで出かけたようですね」

 机に向かいながら、ヴィサリオンはひとりごちた。

 アレクシオスとオルフェウスが出ていってから、すでに一時間あまりが経過している。

 休憩は次の時報の鐘が鳴るまでのあいだということになっている。

 もっとも、時間どおりに戻らなかったところでさしたる問題もない。

 今日の仕事は予定よりも早く片付きつつある。

 多少遅刻したとしても、日暮れまでには問題なく仕事を終えることが出来るはずだった。

 なにより、ここには部下の遅刻を咎める口うるさい上役もいない。

 騎士たちの監督役であるヴィサリオンには、当然かれらを叱責する権利もある。

 だが――この細面の青年は懲罰の権利を行使するどころか、部下たちが戻らないことをむしろ喜ばしく思ってさえいる。

 「これであの二人もすこしは打ち解けてくれればいいのですが……」

 細い湯気をたなびかせる茶を一口すすり、ほうとため息をつく。

 帝都に赴任してからというもの、アレクシオスとオルフェウスはうまく折り合いをつけられずにいる。日々をともに過ごしてきたヴィサリオンは、二人のあいだに流れる気まずい空気を鋭敏に感じ取っていた。

 アレクシオスが一方的に距離を取っているにすぎないにせよ、両者のあいだに存在する溝はあきらかだった。

 平時はまだいいとして、問題は有事の際だ。

 帝都に二人しかいない騎士がそのようなありさまでは、危機にあたって十全な連携など望むべくもない。

 親密とまでは言わなくても、最低限の意思疎通はこなしてもらわなければならない。

 (アレクシオスの気持ちも分からないではありませんが――)

 先の戦役でわずかな戦果しか挙げられなかったことは、アレクシオスの胸中に暗い影を落としている。

 戎狄バルバロイがこの世から駆逐された今となっては、戦場で功績を立てることもできない。

 少年の抱えるやり場のない苦悩は、ともに一年近い時間を過ごしてきたヴィサリオンにはよく分かっている。

 あの一件が片付いた後、アレクシオスはしきりにオルフェウスへの雪辱を口にしたのだった。

 それが精一杯の強がりであることをヴィサリオンは理解していた。

 だからといって、監督役としてこのままの状態を是認してよい道理もない。

 なによりそうしてオルフェウスを遠ざけているかぎり、二人が打ち解けることは決してないのだ。

 そこでヴィサリオンは一計を案じ、かれらだけで昼食を買いに行かせたという次第だった。

 ヴィサリオンが知るかぎり、二人だけで出かけるのは初めてのはずであった。

 上手く行くかどうかは、分からない。

 だが、現状でほかに二人の距離を縮める策も思い浮かばなかったのだ。

 善意から出たものとはいえ、結果的にアレクシオスを陥れるような格好になったことに対して多少の罪悪感もある。

 それでも、帝都を歩く二人の姿を思い浮かべては、ふっと微笑せずにはいられないのだった。

 そんなおだやかな昼下がりのひとときは、しかし長くは続かなかった。

 詰め所の一角からふいに激しい物音が生じたのだ。

 だれかが玄関の扉を叩いている。――それも、かなり激しく。

 「はて……どなたでしょう」

 ヴィサリオンは廊下を進みつつ、予期せぬ来訪者についてあれこれと考えを巡らす。

 少なくとも、アレクシオスとオルフェウスではない。

 かれらが出かけていったのは、裏庭へと通じる目立たない勝手口からだ。

 裏庭からは直接通りへ出られるようになっているため、昼食時にはいつもそこを通ることになっている。

 勝手口を使ったならば、出ていく時と同様、わざわざ玄関の扉を叩くような真似はしないだろう。

 (元老院の使者でしょうか――しかし……)

 元老院の使者が白昼に訪ねてくるとは考えにくかった。

 使者がこの屋敷を訪ねて来るのは、決まって日没後だった。

 理由は分かりきっている。

 この建物に出入りしているところを人目に晒したくないのだ。

 戎装騎士ストラティオテスを蔑む人間にとって、かれらの下へ足を運ぶのは出来るなら隠しておきたいことにちがいない。辺境にいた頃よりになっているとはいえ、騎士たちを色眼鏡で見る者が多いのは帝都も同じだった。

 いま激しく扉を叩く音はみずからの存在を知らしめているようなものだ。

 どれほど焦眉の急に迫られていたとしても、元老院の使者がそんな真似をするはずはない。

 考えるうちに短い廊下は終点し、玄関の扉は目の前に迫っている。

 (行商人……それとも、家を間違えたのでしょうか)

 さまざまな可能性を検討すると、どうやらその二つが最も有力だった。

 官庁街を縄張りとする商人は少なくない。

 その規模こそさまざまだが、各省庁には多くの人間が詰めているものだ。

 かれら官吏も人間である以上、食事もすれば茶も嗜む。

 日々の業務で費やされる筆や墨といった消耗品の備蓄をうっかり切らすことも珍しくない。

 中央軍や三省のような官界の花形はいざしらず、末端では街場の行商人を頼ることもしばしばだった。

 売るだけでなく、不要となった紙片を買い取る商人もいる。紙を溶かした後、もう一度漉き返すことで再度の利用を可能とするのだ。

 儲けるために労を惜しまないのが帝都の商人だ。長らく放置されていたこの邸宅に近ごろ人が出入りするようになったことを嗅ぎつけたなら、新たな顧客の開拓のため足を運ぶだろう。

 それにしても、ここまで強引に売り込んでくるのはよほど商売熱心な証だろう。あるいは、押し売りでもしようというのか。

 「もしもし、どなたですか?」

 扉を隔てて立っているであろう来訪者に、ヴィサリオンはもう一度同じ問いを投げかける。

 「お名前とご用件を。行商の方なら、あいにくもう間に合って――」

 「……でしょ」

 「はい?」

 ヴィサリオンは思わず聞き返す。

 扉の向こうから返ってきたのが若い女の声のように思われたからだ。

 「だから、さっさと開けろって言ってんのよ!」

 痺れを切らしたように叫ぶ。やはり女の声だった。

 「あの……ですから、お名前と用件を……」

 「はあ!?」

 顔の見えない声の主は、露骨な苛立ちを隠そうともしない。

 「あのね、あたしを呼びつけたのはそっち! 忘れたとは言わせないわよ!」

 ――呼びつけた?

 まったく身に覚えのないその言葉に、ヴィサリオンははっとさせられる。

 同時に、自分とアレクシオス、そしてオルフェウスが帝都に集められた経緯が脳裡をよぎる。

 「さっさと開けなさいってば! ……アレクシオス、ここにいるんでしょ?」


  「戻ったぞ、ヴィサリオン」

 裏庭から詰め所に通じる扉を開きながら、アレクシオスは言った。

 返事はない。

 「……おい? 誰もいないのか?」

 確かめるように問いかけてみる。

 すでに昼の休憩時間は終わっている。

 刻を告げる鐘の音は、つい先ほど裏路地を歩きながら聞いた。

 ヴィサリオンが多少の遅刻を咎めるとも思えないが、気まずいことに変わりはない。返事がないならばなおさらだ。

 「――どうしたの?」

 アレクシオスの背後で声が上がる。オルフェウスであった。

 「……おかしい」

 「なにが?」

 「どうも中には誰もいないようだが、ヴィサリオンが黙ってここを離れるはずがない。あいつはそういう奴だからな」

 アレクシオスは怪訝な面持ちで周囲を見渡す。

 詰め所の内部は特におかしな様子もない。

 古ぼけた壁の模様も、ミシミシと鳴る床板も、二人が出ていく前と変わらずそこにある。

 「まさか……な」

 最悪の想像がアレクシオスの脳裏をよぎる。

 ――自分たちが留守にしているあいだに、何者かがこの建物に侵入した。

 考えたくないが、しかし絶対にありえない話ではない。

 室内が荒らされていないことが、かえってアレクシオスを不安にさせた。

 金目当ての強盗であればこうはいかない。

 なにより官庁街の中心、それも中央軍の総司令部にほど近いこの場所をわざわざ選ぶとは考えにくい。

 そうなると、可能性は自ずと限られてくる。

 たとえば――

 二人の騎士が詰め所を離れるのを見計らって何者が侵入し、ヴィサリオンをいずこかへと連れ去った。

 それもあながち荒唐無稽な妄想ともいえなかった。

 騎士の力を意のままに利用したいと考える者にとって、人質を取るのは最も効果的な手段だからだ。

 超常の力を持つ騎士を力でねじ伏せることは、人間にはまず不可能である。

 だが、人質を用いたなら話は別だ。人質の生命を盾にすれば、いかに騎士といえども従わざるをえない。

 それはかつて州牧パトリキウスが使った方法だ。

 あのとき、アレクシオスはヴィサリオンの身の安全と引き換えに州牧の命に従わざるを得なかった。

 いま、アレクシオスの胸中によみがえるのは、そのときの苦い経験だった。

 「おれは中の様子を探ってくる。少しここで待っていろ、すぐ戻る」

 オルフェウスをその場に留まらせると、アレクシオスは廊下を進んでいった。

 本人は忍び足のつもりだったが、床板は足の運びに合わせてみしみしと不安げな音を奏でる。

 もしまだ侵入者が屋内に残っているなら、アレクシオスが戻ってきたことはとうに気取られているにちがいない。

 (……まだ近くにいるなら、好都合だ)

 杞憂で終わるならば、むろんそれに越したことはない。

 だが、もし危惧が的中していたなら、アレクシオスはたとえどんな手を使ってでも侵入者を取り押さえる覚悟だった。

 出来るなら街中で戎装するような事態は避けたかったが、それも差し迫った危険の前には些事にすぎない。

 たとえ異形の姿を衆目に晒すことになったとしても、今度こそ自力でヴィサリオンを助け出すつもりだった。

 「……入るぞ」

 アレクシオスは広間へと通じる扉に手をかける。

 つい先刻まで三人で仕事をしていた場所だ。

 ぎい、と小さく軋りを立てて扉が開く。

 アレクシオスは素早く部屋の隅々まで視線を走らせる。

 案の定と言うべきか、そこに人影は見当たらない。

 さらにくわしく検めるため、ゆっくりと室内に足を踏み入れる。

 ふいに視界が暗転したのは、まさにその瞬間だった。

 「――!!」

 アレクシオスは声にならぬ声を上げる。

 完全な不意打ちに面食らったというだけではない。

 一瞬に視界を奪われただけでなく、いつの間にか両腕の自由すら失いつつあることを理解したためだ。

 「――貴様……!!」

 身体を押さえ込もうとする強大な力に抗いつつ、アレクシオスは周囲の状況の把握に努める。

 背後から羽交い締めにされた上に、掌で両眼を覆われていることはすぐに分かる。

 なんとか脱出しようと必死に身体を揺さぶるが、まるで身体全体に鉄の錠前をかけられたみたいにびくともしない。

 もし本物の鉄であったならば、アレクシオスが本気を出せばひと思いに引きちぎることも可能だろう。

 騎士のなかでは非力な部類とはいえ、アレクシオスも常人を寄せ付けない力を有している。硬く焼き締められた煉瓦を素手で打ち砕き、鉄鎖を引きちぎる程度は苦もなくやってのける。

 そのアレクシオスがむざむざと身体の自由を奪われているという事実は、かれを背後から抑えつける何者かが恐るべき力を備えている何よりの証左だった。

 一向に好転しない状況のなかで、はたしていつまで抵抗を続けられるものか。

 もしこのまま息の根を止めるつもりであったならば……。

 切迫した危機のさなかにあって、絶望的な想定が少年の意識を黒々と染めようとしていた。

 「だーれだ?」

 「……!?」

 桁外れの怪力の持ち主は、若い女の声で言葉を紡いだ。

 緊迫した状況にそぐわない、それは底抜けにお気楽な声色だった。

 声にあわせて、駄目押しをするように圧迫が強まる。

 なんとか抜け出そうと懸命にもがくうち、アレクシオスは背中に柔らかな感触をふたつばかり感じた。

 先ほどの声とあわせて、侵入者についてひとつだけはっきりしたことがある。

 女――

 あれほど強く意識していた死が鳴りを潜めのにかわって、気恥ずかしさがアレクシオスの胸中に広がっていった。

 「あっ……もしかして、このままじゃ喋れなかったりする?」

 拘束がわずかに弛緩する。

 その瞬間を見逃さず、アレクシオスは渾身の力を込めて身体を屈曲させた。

 縄抜けをするみたいに身体をひねり、拘束を一気に振りほどこうとする。

 はげしい衝撃と振動。ややあって、ふたたび視界に光がもどる。

 それまで隙間なく密着していたふたつの身体は、別々の音を立てて床に転がっていた。

 「痛ったーい……」

 「貴様! 何者だ!」

 尻餅をついているのは、やはりと言うべきか、アレクシオスとさほど歳の変わらない少女だった。

 採光窓から斑斑と午後の日差しが差し込み、陰影のなかに少女の姿形を浮き上がらせる。

 ゆるやかに波打つ栗色の髪。

 ほどよく日焼けした血色のよい肌。

 大きくつぶらな灰茶色の瞳は、口を開かずとも勝ち気な性根を伺わせるに充分だった。

 「……もしかして、あたしのこと忘れちゃった?」

 「何者だと聞いている!」

 「覚えてない? 三年……やっぱり二年前だったかも。細かいことはいいけど、一緒に戎狄バルバロイと戦ったの、覚えてない?」

 「なに……?」

 アレクシオスは怪訝そうな面持ちで少女を見つつ、記憶を呼び起こそうとする。

 北方辺境での日々は、そのほとんどが戎狄との戦いによって占められている。

 日々必死に戦ってきたアレクシオスにとって、忘れようとしても忘れられるものではない。

 いま目の前にいる少女の顔は、たしかに以前どこかで見おぼえがある。

 「ああ……そういえば、そんなこともあったような気がするが……」

 「やっぱり覚えててくれた! うれしい!」

 飛びついてきた少女を、アレクシオスはすんでのところでかわす。

 勢いもそのままに頭から床につんのめる格好になったが、少女はめげずに叫ぶ。

 「イセリアよ! あたしの名前、思い出してくれた?」

 少女――イセリアは立ち上がると、すかさずアレクシオスの腕に絡みつく。

 「会いたかった――アレクシオス!」

 「おれにくっつくな! おまえ、さっきから一体なんなんだ!?」

 「何って……せっかく会いに来てあげたのに冷たくない?」

 「ふざけるのもいい加減にしろ!」

 力ずくで引き剥がそうとするアレクシオスだったが、どれだけ力を込めても小揺るぎもしない。

 どうあっても離れるつもりはないらしい。

 「そんなことより、ヴィサリオンはどこだ? 確かにここにいたはずだ!」

 「あのナヨナヨした感じの西方人の男? あたし、ああいう男好きじゃないのよね」

 「おまえの男の好みなどどうでもいい! あいつは今どこにいるかと聞いている!」

 と、机の下からぴょこんと白金色の髪が覗いた。

 ヴィサリオンはそのままゆっくりと立ち上がると、いかにもばつの悪そうな様子で苦笑する。

 「ヴィサリオン! おまえ、なんでそんなところに!」

 「すみません、彼女に二人きりにしてくれと言われたもので……」

 「そうよ、あたしが頼んだの。せっかくの再会なんだから、そのくらいの気遣いは当然じゃない?」

 傍若無人を地で行くイセリアの言動に、アレクシオスもさすがに腹に据えかねたのだろう。

 喉元まで出かかった怒声は、しかし声になる前に呑まれて消えた。

 「……どうかしたの?」

 激しい物音を聞きつけて様子を見に来たのだろう。オルフェウスは扉の隙間から顔を覗かせている。

 突如として現れた亜麻色の髪の少女に、イセリアは胡乱げな眼差しを向ける。

 「……だれ? この娘?」

 「オルフェウスだ。おまえも名前くらい聞いたことがあるだろう」

 アレクシオスは努めてぶっきらぼうに言う。

 「オルフェウスって、たしか三百体も戎狄を倒したっていう……」

 「それ以外に誰がいるというんだ」

 「ふ、ふーん……てっきりもっとごついのを想像してたけど」

 イセリアは精一杯余裕を取り繕おうとするが、その声は隠しようもないほどに上ずっている。

 無理もないことだとアレクシオスは思う。

 先の戦役を知る者にとって、オルフェウスの名は特別な意味を帯びている。

 同じ騎士であればなおさらだった。

 「で、そのオルフェウスさんがなんでここにいるのかしら」

 「……ここに来るように言われたから」

 「奇遇ね、あたしも同じよ。呼び出されてはるばる帝都まで来てあげたってわけ!」

 言うと、イセリアは机上に置かれた一枚の紙をつまみ上げる。

 アレクシオスはそこに記された内容を確かめるべく、ずいと身を乗り出す。

 それは、紛れもなく正式な書式に則った命令書だった。

 アレクシオスの下に届いたものと同様、皇帝にのみ許される銀梅花マートルの花押がある。

 ただひとつ異なっているのは、

 

 ――すでに着任済みの騎士アレクシオスと合流すべし

 

 という一文が添えられている点だった。

 アレクシオスとオルフェウスが帝都に召喚されたあとで、イセリアは急遽三人目として招集された――そう理解して間違いはないだろう。

 「正直ここまで来るのは面倒だったけど、アレクシオスがいるなら話は別! それに一度イストザントに行ってみたいと思ってたの!」

 「分かったから、この腕を離せ!」

 本気で引き剥がそうとしているのをようやく理解したのか、イセリアが絡めていた腕をほどくと、アレクシオスは逃げるように距離を取った。

 「もしかして照れてる?」

 「ちがう! 二度と勝手におれの身体に触れるな!」

 明確に拒絶の意思を表明したつもりだが、イセリアの耳にはその意図の半分も届いているかどうか。

 「とにかく――そういうことだから、これからよろしくね」

 イセリアは上機嫌に言う。

 ヴィサリオンは例によって柔和な微笑で応じつつ、自分に何の連絡もないまま水面下で事が運んでいることに不安を覚えずにはいられない。

 オルフェウスは相変わらずの無表情で立ち尽くしている。

 そしてアレクシオスはといえば、懐に収まったままの昼食の存在を今更ながらに思い出していた。

 今やすっかり冷めきったそれを買いに出たばかりに、ようやく見慣れてきた世界の様相が一変してしまった――それも、たぶん悪い方へ。

 脳裏にふつふつと浮かんでは消えるそんなとりとめもない考えを、アレクシオスはどうすることも出来ずにいた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る