オマケ第13回 モンスターについて

 キェエエエエァアアアアァァァアアットージョーシタアアアアァァァッ!!!

 アタシトージョーシタアアアアアアァァァァッ!!!

 ヤッタヨトーチャンカーチャンゥワアアァァァアアアアアアンッ!!!



 ……ンンッ。

 ってコトで!


 はっぷーぱっぷーぱらりこぷー!

 知らなくても問題ない、むしろ知ったからってなんになる? な自己満足的蛇足閑話、『誰得ナニナゼうんちくコーナー』の時間だよーっ!



 やったぜ……

 ついに登場してやったぜ、本編に……!

 じゃーもーこのコーナーいらなくない?

 もう本編の中ではっぴーからふるえぶりでいを満喫するだけでよくない?


「いや、そのりくつはおかしい」


 デスヨネー!

 そもそも本編のあたし全然ハッピーじゃないしねええぇ~~ッ!!!

 ハァ……

 じゃ、飽きもせずに見てくれてる人のために今回もやりますかー。



 今回のお題は!

 モンスター!

 名前だけは出てきてたけど、実際に登場したのはこれが初めてだよね~ホントに異世界ファンタジー作品かっての。

 今回登場したのはユギラさんが相棒として連れてるフェンリルっていう種だけど、ちょっとそもそもの話をするね。


 モンスターとは……

 本作においては、単純に動物の一種であるッ!


 どういうことかというと、アニマルとモンスターの明確な区別がないんだよね。

 基本的には人類に対して好戦的で害となる猛獣のことをモンスターって呼んでるけど、それなら田畑を荒らすイノシシはどうなるの? って感じじゃない?

 ウン、実は地域によってはただのイノシシをモンスター指定してるところもあるんだ。

 だから強いていうなら、モンスターの定義は自治体が指定した動物、ってことになるの。

 作中の例としては極端だけど現実世界との比較を考えればわかりやすい例として、ユギラさんのゾンダイト族。

 彼らは強いかどうかでアニマルとモンスターを区別してるんだけど、アニマルと見なしている動物の最上位は、ライオンとか虎とか熊。ようするに現実世界でも最強クラスに強い動物たちだね。これ以上になるとユギラさんたちはモンスターと見なしてパートナーにしたがります。


 それを踏まえて、フェンリルという種がどれぐらい強いかというと、ライオンとかホッキョクグマとかアフリカゾウとかでも気配を感じた途端、即座に逃げ出すぐらいです。

 ただしこれは野生の場合。

 ジローのように人に飼われてる個体は食事に困ってるわけじゃないから普段は割と大人しいの。人と同じで、強い人っていつでもどこでも威嚇してるわけじゃないでしょ? 能ある鷹は爪を隠すってヤツさ!


 それじゃあ、人間と比較した場合の強さはどれくらいかっていうと、だ。

 ごく一般的な人間族の兵士なら、だいたい五人から十人ぐらいで一匹を倒せるくらいかな。

 これは使う武器や術の有無でもかなり変わってきちゃうから、あんまりアテにはできない数字かも。

 少なくとも今のユギラさんだと斃すだけならフェンリル五匹に囲まれたって大丈夫だと思う。



 ……いやね?

 ホントはここで作中におけるモンスターの詳しい分類とか分布具合とか、人間との闘争の歴史とかを話そうと思ったんだよ。

 でもさ、ぶっちゃけまだそんなに登場モンスターを考えてないし、そもそもそんなにRPGっぽい話でもないからさ、別にいいんじゃね? ってコトになったんだよね。


 だいたいさー!

 ラビリンスがあるってハナシからどんだけ時間経ってんだよーっ!

 作中だとまだ一ヶ月かそこらだけど、もーちょっと冒険っぽいハナシも入れないと読者が飽きちゃうんじゃないのォォ~~っ?

 ボンクラ作者は「ネタはあるからいずれちゃんとラビリンス攻略の話も書くぷー」とかいってるけど、イツだよっ!?

 でもまっ、そんなコトよりあたしが活躍できればそれでイイんだけどネっ!


 なんにせよ、この作品でモンスターが登場するとしたらラビリンス編や冒険者によるモンスター駆除依頼のお話ぐらいしかないだろうねー。

 そもそもバリザードのような大きな町ってそうそう危険なことが起こらない場所に作られるからねえ。じゃないと発展できないし。だから商工会や三流のゴロツキがハバを利かせられたわけだし。



 そいじゃっ、今回はこんくらいでカンベンしたるわい!

 お相手はアナタの読書の恋人、本編登場希望の声が(身内の一名を除いて)皆無だったクセに登場しちゃってホントにダイジョブかなとチョッとばかし不安になってる獣人アイドル、ピリムちゃんでしたーっ!


 ばいばいび~!

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