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リヌクは、ランプの芯に火をつけた。すると、そこに青い火がついた。



青い光を照らしながら、リヌクたちは村へ入った。



しかし、その村は真っ暗で、とても人が暮らしているとは思えなかった。



「おかしい!」



この村の様子を見て、リヌクは慌て始めた。



まさか、この村の人々も石になってしまったのであろうか。



リヌクは、あらゆるところにランプの光を当ててさらに様子を探った。



村の中では、石作りの家が軒を寄せ合っていた。



リヌクは、そのなかの一軒に入ってみた。



青い光が、家の中を静かに照らし出す。



奥にある一室まで来ると、ランプの動きが止まった。



ランプの光がゆらゆらと小さく揺れて、部屋を照らし出している。



「こ、これは……」リヌクの震える手の向うには、人の骸骨があった。

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