第10話神経が……
ご飯を食べていても、シャープペンを握っていても、利き手がぶるぶる震えるんである。誰のせいとかいわないが、神経を病み始めてると思う。
今日は短く。
『Voice』11月号
<虫と核弾頭>養老 孟司――教科書に墨を塗った先生。
*しだいに間接的になる人生。
↓
全てはおつき合いである。老人は子供を相手にするがよい。
<要点>
同じように変な人ばかり集まれば、じつは変でなくなる。だから溜まる。
世界は別に何文になるかという計算でできているわけではない。計算は人間社会の中だけのことで、しかもそれが成立したのは近年、十万年も経ってない。
虫は人類が進化する以前から地球上に棲んでいた。大先輩だ。
人間社会が完全に勝ってしまったからその常識内で生きようとするが、TVでは北朝鮮ミサイル、国を挙げての広告宣伝、安倍内閣の支持率が上がってきたというが、とてもマトモではないし、作者にとってはあたりまえなのである。
*空襲警報、警戒警報をきいて育ったから、またか、という感じらしい。
<個人的感想>
変な先生が、世界をマトモだと思っちゃいけないと言っている。
<印象に残った点>
三年前にサンマリノに日本神社ができたらしい。(日本祭りがある)
イタリア・フィレンツェにはスペコラ博物館があり、医学の教育に使われた蝋人形の人体模型が名高い(18c~)館長はルカ・バルトロッチ教授。甲虫の専門家(19c~)。
<反省>
イタリアのスペコラ博物館の館長さんがカブトムシの専門家と読んで、とある方の『モッさん』を思い出してしまった。むしろあちらを読んでいなかったら素通りしていた。
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