第9話一生懸命書きました。
<言語>
〇ばんざい[万歳]
①<香具>とられてしまうこと。「お手上げ」から。<警察隠語類集>参ってしまうこと。
②<野球>野手がフライをとろうとしたが、目測を誤り、ボールが頭上を越えてしまうこと。
③<相撲>一文無し。「おてあげ」「おてんき」とも。
〇アイコン<<自動車>>
「アイデアコンテスト」の略。ホンダで使われている。社内アイデアコンテストのこと。
〇とんぼにサの字……「きざ」の意味の謎言葉。ののしるのにつかわれる。トンボの形は「キ」のようで、それに「ザ」で「キザ」になる。江戸時代にはこのような謎言葉で遊ぶ人が多かった。→ 気障。
<百人一首>
〇天智天皇伝説……古代史のスーパーヒーロー・中大兄皇子として、大化の改新に勝利後、近江(滋賀県)に遷都し、人民を思いやるすばらしい政治を行ったという言い伝えがあり、これを徳性伝説という。
↓
↓667年即位
↓
↓農民の生活苦、孤独で寂しい情感を湛えた一首。
↓
『秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露に濡れつつ』
*かりほ「仮庵」……菅(すげ)やカヤで編んだ薦(こも)をかけただけの粗末なつくりをしている。
『万葉集』10巻・2174の貧しい農民の歌を元歌にしているが、百人一首の選者の定家も世の人もこれは天智天皇の歌と信じている。
元歌『秋田刈る仮庵を作り我が居れば衣手寒く露ぞ置きにける』
これは実際に仮庵を作り、その中に「我が」居らねば、庵の苫をあらみ、露に濡れることはないからだ。身分の高いお方にわかるはずもないからだ。想像力だけでは描けようはずもない、つらい農民の姿だからだ。だからこそ、そこに着目した天智天皇の思いやり深さと徳性がすばらしく映えるんである。
<反省>
本当は皇家のことは書いてはいけないのだけれども、こちらは百人一首として人々に親しまれていることではあるし、講師の先生がとてもすばらしいと賛美していたので取り上げました→ 『天智天皇の歌』
<言語>の方は、知っていて損はないと思ったので辞典を適当にパラパラひらいて読みました。気楽に頭に入るからいい感じです。
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