大天使ミカエル
「あ、いた」
そこにいたのは優しくこちらに微笑む美しい女性
つい、みとれてしまう。
「おーい早乙女君」
「アクエリアスがこちらを睨んでいる」
俺はその鋭い視線を感じ意識を天使に向ける。
「君の名前を教えて欲しい」
「私の名前はミカエルでございます。時空神様」
ミカエルその名は誰しも一度は聞いたことがあるであろう。ミカエルそれは熾天使であり天使を統べる天使長である。ルシファーが神に反乱し天使を引き連れ戦いになったときその指揮をしたことでも知られる、ちなみにルシファーとは兄弟らしい。
「時空神様はやめて欲しい、そうだなあじゃあ、アズそう呼んでくれ、アクエリ アスもだぞ」
「分かった、それにしても凄いよアズ、まさか天使長ミカエルを連れてくると
はね」
「俺自身も驚いている」
「あの、アズ様そちらにいらっしゃる女性は」
「ああ、水の女神アクエリアスだよ、おれの教育係」
「そうですか」
なぜかミカエルから禍々しい気配を感じる。天使だよね?
「そうだ君にもうひとつ教える事があったんだよ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます