水の女神アクエリアス
見たことのない花や木々が生い茂った所に彼女の家はあった
「なあアクエリアス」
「ん?なに?」
「君は本当は女神なんじゃないのか」
この時俺は唐突に気になったことを聞いていた。
「君はいきなりなにを言い出すんだ」
「いや、さっきの神の説明の時に少しだけ気になってな」
「さっきの話の一体どこが気になるのかな?」
「いや、君は水の女神アクエリアスと同じ名前だし、なによりも神々の性格にまで詳しかった事からその神に会った事がある、又はその神々に近い若しくは同等の存在なんじゃないのかなって」
「もし私が神官だったといったらどうする?」
「その答えは簡単、君は初めは神話を研究しているといった神官ならば初めからそういえばいい」
「だからといって私が女神アクエリアスということにはならないんじゃない?」
「その答えも簡単、宗教などに入っていて信仰している神の名前を子供に付けるとは思えない。第一、そんなことしたら信仰している人から猛烈に批判を受けるだろう」
「ふぅ、やっぱり君は凄いよこんなにも簡単に正体を見破るんだもん」
そういうと彼女のことを光が包む。光が消えそこにいたのは綺麗な衣を纏った美しく輝く女性だった
「これが私の本当の姿だよ」
「どうして隠していたんだ?」
「それは簡単、神が人間に簡単に姿を見せると思う?」
「それもそうか···まあいいとりあえずもうひとつ聞きたいことがある」
「ここは一体どこなんだ?」
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