第11話 魔族vs輝夜

大変長らくお待たせしました(待ってたかは知らない)。やっと活動を再開出来る状況に戻りました!これからも毎日投稿を心掛けていくつもりなので、応援の方を宜しくお願いします。今更ですが、誤字・脱字、変な箇所があれば、教えて頂けるとありがたいです。近況ノートの方に作っておきます。


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召喚魔法も無事成功し、魔族を倒すことを伝えに家の中へ戻る


すると、エルミアが出てきた


「ご主人様、何をなさってたんですか?」


「ん?あぁ、召喚魔法使ってたんだよ」


「..............................え?」


召喚魔法と聞いた途端、口がポカーンとあいた


「え?えぇ?召喚魔法ですか!?召喚魔法使える人なんて今この世界で使えるのは、姿を消したと言われる、Sランク冒険者の人くらいですよ!?」


え?あの人召喚魔法使えたのかあの人謎が多いな......また今度ステータス見とこ


「へぇー!召喚魔法ってそんなにレア魔法なんだな」


「はぁ、もうご主人様はこれが普通なのですね...もう驚かないようにしましょう...」


「ところで、どんな魔物を召喚したんですか?」


「龍神」


「えぇぇ!ドラゴンの中で最強と呼ばれる龍神を召喚したんですか!?」


「あぁ、そうだよ。んじゃ召喚するから待ってて」


ファフニルと喋るため、召喚魔法で契約した魔物と喋るための魔法 《念話》をつかう


『ファフニル、自分の大きさ変えれるか?』


『我が主よ、私は龍神ですよ?そのくらい余裕ですよ』


『そうか、なら小さくなってくれ』


『かしこまりました』


《念話》を終え、小さくなったと思われる、ファフニルを召喚する


「うわ、本当に小さくなれたんだな...」


「こ、これが龍神ですか?」


「あぁ」


「本当に契約してるとは...さすがご主人様ですね」


「おう、ありがとな」


「あ、そうそう、魔族倒してくるから、少し家あけるから」


「魔族と戦うんですか!?」


「あぁ。安心しろって絶対帰ってくるし、家にはファフニル置いてくから」


「まぁドラゴンって正直弱いから心配だけど」


「そうやって言えるのはご主人様だけですよ...」


「そうなのか?」


「そうです」


「ファフニルどうなんだ?」


「つ、強いですよ!これでも世界を破壊するくらいの強さはもってますよ!」


「え、こんな雑k...ファフニルが?」


「い、今雑魚って言おうとしましたね!?結構落ち込むんですよ」


(メンタル弱ぇぇ)


「お、おう。次から言わないように努力するわ......出来たら」


「はぁ、もういいです...ナキタイ」


「それより、魔族討伐に行くんですよねご主人様、絶対帰ってきて下さいね」


「あぁ」


「この家を頼むぞファフニル」


「これでも龍神ですよ?余裕です」


「そうだな、一応龍神だもんな!い・ち・お・う」


「一応を強調しないで下さい!」


「んじゃ、行ってくる」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



家を出て魔族がいる場所へと向かう


「へぇ、ここに魔族がいるのか...」


そこは塔だった。これって絶対上に行くほど強くなってくパターンだろ。


「まぁサクッと殺るかサクッと」


まぁ殺らないけど、生け捕りで頼まれてるし


「よし、行くか」



「うわぁ暗いな...」


「よし、あれ使うか」


そう言った輝夜は魔法ライトをつかう


「おー明るい明るい」


そのまま歩いていくと魔物が湧いてきて、襲いかかってくる


「ダンジョンみたいでワクワクするなー」


そう呑気なことを言っていると後ろから【ウルフ】と呼ばれる魔物が輝夜の首を噛んだ


がなにかが折れる音がする。この音の発生源はどうやらウルフのようだ


周りを少し確認すると牙が落ちていた。それもそのはず輝夜の防御力が高すぎて逆にウルフの牙が折れたのだ


「ん?お前なにやってんだ?」


だが、輝夜は噛まれて、防御力が高すぎてウルフの牙が折れたことに気づかない。


「まぁいいや、急ごう」


そういって持ち前のステータスで塔を登る。と言うか、ジャンプして塔を破壊しながら登っていく


「よっと」


最上階に着くとそこには、魔族がいた


「な、なんだお前!?どうやって登ってきやがった!途中階層主を置いてたはずだぞ!」


「いや、見てわかるだろ?塔を破壊しながら登った」


「この塔はドラゴンでも破壊出来ないはずなのだが...」


「いや、くそ脆かった」


「まぁいい、俺様直々に倒してやろう」


「そうか、頑張れよ!」


「舐めやがって!俺の最強のダークブラックで暗黒な魔法食らわしてやるよ」


なんだよダークブラックで暗黒な魔法ってほぼ同じじゃねぇか


「くらいやがれ、《暗黒世界》」


「ふははは、これでお前は何も見えない......は......ず?」


「ん?なんかしたのか?」


「どういう事だ!何故暗黒世界が効かない!」


「多分この《ライト》の魔法が強すぎるんじゃない?」


「ふざけるな!そんな初級魔法に上級魔法が敗れるはずが無い!」


「いや、《複製》しまくったからかもしんない」


「ありえない!何故そんなにMPがあるんだ!」


「ん?あぁ、MP無限だからさ」


「舐めてんのかぁ!」


「もう、うるさいな」


そういい、輝夜はMPの障壁を魔族周りにつくりドンドン縮めてゆく


「な、なんだ!?やめろ!おい!聞いてるのか!」


やめろと言われて、やめるやついねーだろ


「こんなもんかな...」


MP障壁で囲んだ魔族を持ち運ぶ


「《転移門》」


空間魔法の《転移門》を使い魔族をギルドへ放り込む

因みに闇魔法で意識を奪っておいた


「よし、俺は家に帰るか。《転移門》」


《転移門》を使い、家に戻ると何かが襲いかかってくる


「侵入者か!」


そういい、炎のブレスが飛んでくる


「おい、お前、服どーしてくれんだ!」


そう、ブレスを放ったのは紛れもないファフニルだ


「あ、あ、主!?」


「すいませーん」


そういい、魔力体になる


「逃げやがったか」


そういいながら、裸の状態をどうにかしようと考えていると、ドアが開くおとがする


「侵入者ですか!?」


とシエルが勢いよく飛び出してくる


シエルはこちらに気づくと顔を真っ赤にする


「て、てて、テルヤ様!?な、なぜ、裸なんですか!?」


「おぉーい、こっち見んなぁー」


そして更にドアからエルミアが出てくる


「なにかあったん.........で......す...か」


「ご主人様は幼女に裸を見せる趣味があったのですか...まぁご主人様も男ですから分からないでもないですが、昼にそういうことするのは...」


「お、おい!エルミア?これは違うんだ!頼む聞いてくれ!」


「ご主人様の性癖をですか?」


「ちがうよ!こうなった訳をだよ!」


なんかデジャヴ感を感じながらもエルミアを説得するのだった

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