第3話 クエストを受ける!

ギルドを出て無事宿に着いた輝夜は部屋で休んでいた。

因みに十日間泊まる事になっている。金額は銀貨一枚だった


「日本だと一日百円か...安いな!こっちの世界だと高いか安いか分かんないな……」


輝夜はそうボヤキながら眠りについた



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宿を出た輝夜はギルドでクエストを選んでいた


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スライム三十匹の討伐


受注条件︰Eランク以上


期間︰無期限


報酬︰銅貨五枚


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ゴブリン三十匹の討伐


受注条件︰Eランク以上


期間︰無期限


報酬︰銅貨七枚


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バット二十匹の討伐


受注条件︰Eランク以上


期間︰無期限


報酬︰銅貨七枚


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取り敢えずこの三つのクエストをやることにした


この三体の魔物は全員森にいるらしい。


「討伐に行く前に武器を買わないとな。まぁ素手でも余裕何だけど」


因みに服は転生する時にセナ様がこっちの世界のいかにも冒険者!みたいな服に変えてくれていた


「あっ!いや、武器を、買わなくてもいいかもしれないな...」


輝夜は何かを思いついたのか、何も持たず森に向かっていった



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森の中を歩いていると、ゴブリンにあった。数は三匹だ。因みにステータスはこんな感じだった


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名前︰ゴブリン

種族︰魔物

Lv. ︰2

HP ︰138

MP ︰0

力 ︰34

防御︰6

速さ︰13


【魔法】

なし


【スキル】

なし

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「よし、試してみるか!」


そういい、輝夜は魔力を剣の形する


「お、できた!出来るか分からなかったが案外簡単に出来るもんだな」


剣の長さを調節していると輝夜の方にゴブリンが向かってきた


「「「コブゥゥゥゥ!!」」」


ゴブリンは手に持っている木の棒で輝夜を殴った…………が輝夜は魔力の剣

でガードすると木の棒が切れてしまった


「ゴブゥ!?」


輝夜はすぐに攻撃態勢に移りゴブリンを倒していく


「ゴブゥ…」


「ゴブ…」


「ゴブゥゥ……」


輝夜に倒されたゴブリンは魔石になっていく。輝夜はそれを《アイテムボックス》に入れ、少し歩くすると次はバットがてできた。数は一匹だった


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名前︰バット

種族︰魔物

Lv. ︰3

HP ︰110

MP ︰30

力 ︰8

防御︰4

速さ︰31


【魔法】

風属性魔法Lv.1


【スキル】

なし

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どうやらバットは風属性魔法が使えるようだ。

だが輝夜は小さい魔力の剣を創りそれをバットに投擲する


「キィー…」


輝夜が投擲した魔力の剣は見事に頭にヒットしバットを倒した


「弱いなぁ...この位の魔物で死ぬ冒険者なんているのかなぁ?いや、僕が強いだけか」


そういいながら輝夜は魔法や魔力の剣で魔物をどんどん狩っていく



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バットとの戦闘の後狩り続けてから30分経ってふと《アイテムボックス》を確認する


「結構無我夢中で狩ってたら魔石が凄い数になってしまった…」


数にして300個ほどだろうか凄い数の魔石が入っていた


「そろそろ帰るか」


そうつぶやき森を出るため歩きだそうとしたとき


「ゴガァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」


空から赤い鱗に覆われたドラゴンが現れた


「うわぁ、ドラゴンか...生で見ると凄い迫力だな...」


そう呟きながらも戦闘態勢をとり、ドラゴンに向かってジャンプする。剣のリーチを伸ばし首のところを狙い、剣を思いっきりふる


ドラゴンは断末魔をあげることなく絶命した


「………………」


あまりの呆気なさに輝夜は何も言葉を発さなかった。そして、無言のままバットやゴブリンと明らかに大きさが違う赤い魔石を拾い《アイテムボックス》にいれる


「ステータスも見てなかったから強いかも分かんなかったな……」


そう呟きながら輝夜は街へ歩いて行く

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