手記 1ページ目



はるかな空の果てにある、遠きものに憧れた。


蒼穹の向こう側にはきっと、まだ見ぬ地がある。

 

吹く風と月明りが、私たちを照らす。


大丈夫、大丈夫。


境界線の向こう側で、あの頃も、現在いまも、私は、


今日も知らぬ誰かと出会って


道なき旅路をもがきながら、


今日もこんなにしっかり歩いてる。

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