彼と彼女の手記 0章よるのばけもの
@ex1023change
プロローグ
プロローグ
悟られてはいけない。
《星の寿命ほど生きる》と。
見られてはいけない。
《魔法を使う》と。
知られてはいけない。
《異世界を渡る》と。
彼らは決断した。
「故郷はここにある。散り散りに生きていこう。」
彼らはお互いの証に、魔力が込められた特別な手記と星屑から作られた唯一つの宝石を身につけた。
忘れないように。
見失わないために。
彼らは持ち主がいなくなった手記の保管場所として、天体図書館を創り
図書館は、すべての世界が繋がる空のその先、《宇宙》にある。その場所を知るのも、行けるのも、また彼らだけ。
彼らの自らのことをこう名乗る
《星の民》と。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます