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アクセルの街が見えてくると、街の入口に、ゆんゆんが立っているのが分かった。

「おー、ゆんゆん!」

「あ、皆さん。おかえりなさい」

「まったく、心配で私たちを待っていたんですか?」

「悪い?べ、別に、めぐみんを待っていた訳じゃないから!」

「これだからぼっちは」

「ぼっちじゃないもん!」

「そうですね、あなたは、もう私たちの仲間です」

「めぐみん...うん!」

めぐみんはなんだかんだ言って、ゆんゆんを大事な友達だと思っているんだな。

「あくまで仲間ですから、友達かどうかは、また別の話です」

「え⁉」

もしかしたら、違うかも。

「お前ら、本当に仲いいよな」

「どこがですか?さ、私たちはこれからギルドへ行くんです。ゆんゆんも付いてきますか?」

「え、いいの?」

「当たり前だろ、お前も魔王討伐の功労者なんだ」

「それに、ストーカーみたいにコソコソ付きまとわれても迷惑です」

「私、ストーカーじゃないもん!」

「あれ、そういえばアクアは?」

気付くとアクアがいない

「アクアなら、アクセルの酒が恋しい!と、先にギルドへ向かったぞ。まったく、私たちのことを忘れていただろう。しかし、これも荒手の放置プレイだと思えば、ハァハァ、なかなか」

「おい、興奮するなエロクルセイダー。アクアが先に?あの酒飲みが!早くアクアを追いかけるぞ!」

「そうですね」

「うむ、その後で放置プレイの続きを」

「あの、私も付いていっていいんですよね」

俺たちは、ギルドへ向かって走り出すのだった。

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