私を含め多くの読者さんを楽しませてくれた前作──『溺れる灰』に続く新しい物語がスタートしました! 悪漢なのだけれど、なんだかとーっても魅力的なアンナ&エリオットのコンビ(決してカップルではない。今のところは……)にまた会えて、嬉しい。スピーディな展開やテンポのいい会話は、引き続き今作でも十分に楽しめます。今回の旅では「時間を飛ぶ」そうなので、そのあたりの展開もわくわくします。
エリオットも好きだけど、私はアンナファン。私の目に彼女はは思考にまったく無駄のない、ものすごく頭の回転のはやい美女に映っています。
私「新作は面白いのですか?」
アンナ「愚問だな。読まなきゃわからないだろうが。さっさと読め」
私「でも、ほかの方の感想も聞いてみたいような……」
アンナ「お前にとって面白いかどうかを決めるのは、お前自身だ。他人の話を聞いてどうする?」
⇒作者さん、すみません。なんとなくこんな会話になりそうで。(アンナはもっとバシッと短く言ってくれるのでしょうが)。アンナにブスと呼ばれて、たぶん快感を覚える私♡