ニートとは勤勉な者だ

心に染み渡るような作品になるよう

世に知られない誰かの声になるよう

僕は文字を紡ぎあげて

詩を書いていくんだ。


ニートにだって同じさ。

怠けたいわけじゃない、

怠けに思われたいわけでもない。


ニートとは、

勤勉というものと同じなのさ。


頑張っても、断られた。

嵐に飛ばされたから、

勇気を持って進むんだ。


僕みたいに、言葉の剣を以て、

火で灯し、言葉を炎に光るつるぎにする。


ニートはへこたれぬ努力で

冷たい世間の心の壁に突き進み、

硬い壁をぐにゃぐにゃにする。


弱身の立場に立てられて、

よかったんじゃないか。

弱い者の声を語ることができて

よかったんじゃないか。


君にはニートになるのも

この世に一度しかないんだ。

共感できるようになって

あの苦痛を身を以て知ったんだ。


侮辱の気持ちも、

努力して負け続けることも

失敗で寝不足になった悲しみも

日々かけて知ったんだ。


ニートはこう見えて

世の捨て子かのように、

人の助けようともしない者だ。


だが、

その中には、

まだ頑張っている人もいる。

読んでいる君でも、

そう思わないのか?

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