第118話 自分の書いた言葉に責任を持て

 突然物騒なタイトルではありますが、最近ひしひしと思う事がこれなんです。


 つい先週、運営さんから「カクヨムでの作品評価とコミュニケーションについて、ユーザーの皆様へ知っておいていただきたいこと」というお知らせがあったと思います。

 ☆一つだけ付けて言いたい放題の中傷レビューや、応援コメントでの罵詈雑言などが目立っていたのかもしれません。

 トラブルが発生する度に運営さんが対応しなければならないわけなので、やはりサイトを使わせていただいている身としてはなるべくトラブルは避けて通りたいものですね。


 さて、かく言う如月のところにもごく稀にそのような無礼千万なコメントが入ることがあります。

 見てる人は見てるんですね、お友達から声がかかるんです。「如月さん、あの失礼なコメント削除しちゃえば?」ってね。

 そうですね、確かにそれを目にした人は気分を害するかもしれません。そういう意味ではサクッと削除してしまった方がいいのかもしれません。


 でも如月は全部残しています。

 なぜか。

 簡単です……如月の沸点がタングステン並みに高いから? それもあるんですが、如月はそんないい人じゃないです。超意地悪です。


 


 あらまあ、なんてイヤらしいの? 腹黒いわねぇ、如月君。

 いえいえ、それを言うなら、「なぜその投稿をしたの?」ということなのです。


 その人は、あとに続く読者の方が気分を害するようなコメントを残した、そういうことを平気で書く作家である、ということを自分で晒しているんです。


 読者は「作家が作品内で書く言葉」以外にも「作品から出て一人の人間として何を考え何を書くか」というのをよーく見てます。他人へのコメントや、いただいたコメントへの返信に、どんなことを書いているか。どんな言葉を使っているか。どんな行動を見せているか。全部見てます。


 ここで、どんな「行動」を書いたのには理由があります。自分の書いた言葉を消してしまう人がいるんですね。アカウントごと削除しちゃったりね。証拠隠滅。

 という、最悪なやつですね。


 でも逃げられません。目撃者はいます。私へのコメントは絶対に削除しないので、ご本人が消して逃げてしまわない限り、書いた言葉は残るのです。


 我々は曲がりなりにも作家です。作家の端くれかもしれないけど、作家です!

 自分の言葉に責任が持てないなら、作家なんか名乗ってんじゃねえよ。文章なんか書くな。(これは如月個人の意見であって、国民の総意では決してありません)


 ミステリーでネタバレをするとか、そのシーンの雰囲気をぶち壊すコメントとか、頼まれもしないのにダメ出しとか。その作者がいいと言ったしても『他の読者に対する配慮』が全く感じられないコメントを書いていいかどうかくらい『作家』ならわかるはずです。


 「この人面白そう。この人の作品を読んでみたい」と思わせるか「なんだこの人、凄い失礼な人だな、うちに来ませんように」と思わせるかはコメント次第です。


 もう一度言いますが、ワタクシ如月はいただいたコメントを自分では絶対に削除しません。他人様に見られてもいいコメントを書いているかどうかは、書いた本人が考えればいいのです。



 今日は黒い如月が出てきたようだな……(てか待って、これブーメランじゃん!)

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