第108話 応援したくなる人、ならない人

 突然ですが皆さん、応援したくなる人と全くそうならない人っていませんか?

 私の知り合いに「全く応援したくならない人」がいるんです。

「私のことなんか誰も応援してくれない。いくら『応援して!』って言っても誰も見向きもしてくれない」とグズグズ言ってるんです。


さて、ここで考えてみる。次のうち、応援したくなる人はどれでしょう?


1.

「応援してよ!」「誰か私を見て!」「褒めて!」「期待してるって言って!」と周りにいろいろ要求して、それが達成されないと「誰も私のことなんか見てくれない」といじける人。


2.

「応援してよ!」「誰か私を見て!」「褒めて!」「期待してるって言って!」と周りにいろいろ要求はするけれど、特にかまってもらえなくても「ま、いっか!」となる人。


3.

「みんな! 執筆って楽しいよなっ! 書いてるだけで幸せさ! ヒャッハー!」と、周りが反応するしないに関わらず自分の中で既に楽しんでいる人。


4.

上の3のような人に「そうだね、楽しいね!」と共感し、一緒に楽しむ人。



 まず如月としては、1は絶対に関わり合いたくないです。モチベーション下がるから近寄んな。俺の周りウロウロすんじゃねえってくらい関わり合いたくないです。「誰も私のことなんか見てくれない」って、もう他人のせいにしてますからね、お前だよ、お前の行動がそうさせてんだよ。

 次に2の人ですが、気が向いたら「なんか知らんけど頑張れ!」くらいは声掛けます。気が向かなかったらスルーです。 

 では3はどうか。

 如月自身が3なのでそういうの見ると迷わず「いいね」しちゃいます。他の皆さんはどうかわかりません。

 4は見ていてほっこりするので参加したくなります。「よしみんも楽しい!」と空気読まずに割り込んだりします。いろいろすいません。


 みなさんはどうですか? 1を応援したくなると言ったあなたは菩薩ですか!



 話を元に戻し、冒頭の知り合いですが。何度それを言っても学習しません。応援して欲しい、かまって欲しい、声掛けて欲しい、そう思うなら「誰も声かけてくれない」なんて受け身でボケーッと待っていないで自分からうごかないと。

「いいね」するだけでもいいじゃないですか。自分がして欲しいと思うことは率先してやるべきではないでしょうか。


 おい、お前! もし読んでたら、まずはやれ。



 ……今日はシロートが知り合いのために助言してしまったようだな。

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