これ、凄く分かります。
『ガンダム』って、あれ「リアル」じゃなくて「リアリティ」なんですよ。
巨大ロボがマシンガン撃つと、ドラム缶みたいな薬莢が落ちてくる。
本当は120ミリ砲なんて薬莢いらないんですよ。燃え尽きる材質で作ってる。だから薬莢があるのは「リアル」じゃあない。
でも、目の前にでっかい薬莢が落ちてくるところに「リアリティ」があるんですよ。
逆に、「飛べよ」まで含めてネタになってるのが『キン肉マン』だったりします(笑)。お前ら巨大化したり飛べたりできたよなって(笑)。前の方の設定を作者も忘れてたり無視したりしてるという。まあ、アレは元々がギャグ漫画なんですけど。
作者からの返信
あー、そうですよね。
でっかい薬莢に違和感ないですね。って言うかあった方が盛り上がる。
キン肉マンもキン肉マンの世界観の中でネタを仕込んでいるという前提で、全く違和感なかったり、ツッコミも入れて一つの世界になってたりしますよね。
私、生まれてからこれまで、「必殺仕事人」シリーズを観たの、一度だけなんですよ。時間が合わなかったのと時代劇が好きなわけじゃないのとで。
ところが一度だけ、新聞のテレビ欄に書いてあった「主水、ワープロをうつ」というエピソードタイトルにひかれてつい観てしまったという。内容はワープロとか全然関係無く、最後の方に主水さんが少しだけ空想するだけでした。まんまとタイトルに引っかかった私がアホだったという。まぁ当然と言えば当然なんですけど。
しかしそんな私でも小説で理由なく世界観を破壊されるのは好きじゃないのです。そりゃ作者の勝手と言われれば確かにそうなんですが、違和感でいらっとくることはしょっちゅうでして。完全に自分のことは棚に上げて言ってますけども。
あと前回の「取り換えっこ」の件、奥様からこっぴどく叱られまして、なかったことにして下さい。
作者からの返信
「主水、ワープロをうつ」なんてあったんですか(笑)
むしろそのテレビ欄が見たかった。
前回の件ですが。
>当選者の発表は、発送をもってかえさせていただきます。
何が発送されるんだろうかという方が興味があったんですけど!
わかります、それ。
>魔法でひとっ飛びできちゃうキャラなのに、「あの城までは馬で五日はかかる」なんて言い出したり
たぶん中世的な世界観の話ってことで馬を出してきたんだろうな、と。いや、ドラゴン乗れ。
あと私は個人的に魔法が融通きかねぇな、って思います。なんで攻撃・回復・補助に偏っているのかと。もうちょっと、遠くのものをとってくるとか、玉ねぎのみじん切りをしてくれるとか、そういう感じのやつあっても良くない?って。戦うことに特化しすぎじゃない?って。異世界の方々血に飢えすぎですよ。もっと便利な方の魔法を極めていこうよ。本当の魔法使いってむしろそういうことじゃないの、って。
いや、私だけかもしれませんけど。
作者からの返信
あーそれ、多分異世界勢は戦うシーンが多いからなんでしょうね。
私の魔法の原点は「かぼちゃを馬車にする」ところですし、究極的には「ほうきに水汲みをさせる」ことなんですよねぇ。どこまでも童話であり実用的。
それは多分その必要があるからなんでしょうね。
異世界勢は基本が戦闘なんでその必要があるということなんですね、きっと。
(もしかしたら単純に血に飢えているのかもしれないが)
今の私なら、真冬でも庭のトマトにたくさん実がなったり、我が家だけいつも春だったり(頭はいつだって春だけど)、そういうことに使いたいなぁ。
編集済
そうそう、リアルではなくてリアリティ大事!
読者がその世界観の中にすんなり入り込める。そしてその世界でリアルを感じながら、そっと嘘を混ぜる。
読者をまんまと騙せるのが優れた作者だと思っていますし、それが目標です。
読者がその作品を読み終わって、うどんを食べてる頃に、あれ?そういえばあの設定どう考えてもウソだろ。リアルであんな事したら死んでるんじゃね? とか思っちゃう。
でも、作品を読んでる時は、その設定に全然違和感を感じない。むしろ普通に感じられる。それこそ作者冥利に尽きます。
その世界観が読者の力でパワーアップしたのが、俗に言う二次創作物……
だから作者としては、二次創作作品が市中に出回り、二次創作作品だけで一ジャンルを作り出せたら、それはもう夢のような気持ちになれる。
そりゃぁぁ、二次創作は、著作権的にも問題はありますけど……。自分の創造した世界観が認められているというのは幸せだと思います。٩( ᐛ )و
ああー、早くそんな作品を書いてみたぁぁぁぁい(=´∀`)人(´∀`=)
追伸
リアリティを読者に刷り込むためにも、最初は知識を総動員して、読者を洗脳しないと行けないので、すんごーく大変。
でも、如月よしみんなら、雑学博士で音楽無双な超変態なら読者をあっという間にデンジャラスゾーンへ誘うのでしょうね。
ウルトラQみたいな世界観を求めて、チャラリラ♬チャラリラ♬……
チャチャーン⤴︎♬チャチャーン♬⤵︎