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どーん、どーん、どーん、どーん。どん。どん。……♫
じゃーん、ぷーぱーぱぱ。どーん。ぷーぷーぱぱ、……♫
ぷーぷぱーぱ。ぷぷぱぱ、ぷぷぱぱ、ぷぷぱーぱー、ぱーぱぱ、……♫
じゃーん、ぷぷぱぱ、じゃーん、ぷぷぱぱ、じゃーん、……♫
ぷぷぱぱ、どんだん、どんだん、どんだん、ぷぷぱぱ、ぷぷぱぱ、……♫
カルミナ・ブラーナ「おお運命の女神よ」でした――お粗末さま。('◇')ゞ
その如月さんのお友達は、如月さんの傍まで行って曲を口ずさんであげればよかったのかもですね。「ぷぷぱぱ、うぱぱ、じゃーん、どん、どん」とか(笑)
それとも、あまりに如月さんにド直球な曲を見つけたので、聞かなくても俺の目を見ればわかると思ったのかもですね。ほらほら、愛し合うものは目と目で通じ合うって言うじゃないですか。だから口をパクパクしながら俺の目を見ろ何にもいうな状態だったのかもしれませんね。
まあ、これは愛し合う二人だから出来る合わせ技な訳で、作者と読者が目と目を合わせる状況なんかあり得ませんので、やはり何か対策を立てなければいけないと。
その中でも、読者の好きなジャンルとそのジャンルに対する知識レベルが大事な条件になるのかなと思いました。
トランプのババ抜きしかした事が無い人にロールプレイングゲームベースの異世界転生ものの作品を読ませても、多分チンプンカンプン。 そもそも異世界って何? このライフポイントって何? レベルを上げる? なんじゃそれ? になってしまい、作品を楽しむところまで行けない。
本屋さんでは、各種ジャンルに分かれているので、読者が自分で読めそうな物を見つけてくれる。ネット上の小説サイトでも小説のジャンル分けがされているから、自分の小説が誰に読まれる想定かをある程度は考えつつかけるのかなとは思います。
そして、同じジャンルの中のさらに偏った知識部分に関しては、如月さんがが書いているように、何かの比喩を使って、知らない人間でも推測できるようにするのが読者に対する作者の愛情だと思います。
これ、私も耳が痛い。多分かなりの読者を置いてきぼりにしているかもしれない。
それと恐れているのが、時代遅れになっている製品を登場させちゃうこと。
まあ、異世界物ではあまりないとは思うのですが。ポケベルとか携帯とか。あとはトランシーバーとかね。アマチュア無線は今も昔もありますけど、市民無線とか市民ラジオとかの特殊用途向けの高出力トランシーバーね。今でもアトラクションやイベントで運営側が使用しているあれね。
そんな玄人受けしそうな機械をさらりと出しても誰も分からない。だからそういう時は、単純に「無線機」とかにしてお茶を濁す。
もっとヤバいのは、黒電話やピンク電話。今は公衆電話なんか誰も使わないけど災害時の緊急連絡用に、ある一定エリアに必ず一台はあるようにしているらしいですし。小説に赤電話を出して、十円玉がチャリンチャリン落ちてくシチュエーションを出しても、今の子たちは意味がわからないだろうなあー。
うーん。また弩底辺な発言をしてしまった。
追伸
ちなみに、パスモやスイカ以前に、オレンジカードでしたっけ、電車に乗る時のカードとかもあったし。昔は改札で鉄道員のおっちゃんがパチパチして切符に挟みをいれてたなんて、若い女子高生は誰も知らないのでしょう。
最近知ったのですけど、ポケベルが現代社会の教科書に載っているんだそうですね。これは、ユーミンの曲や千本ざくらが学校の音楽の教科書に載っているのと違う意味でのショックでした。
すでに歴史上の製品をリアルで使っていたのかーと(遠い目)( ゚Д゚)
作者からの返信
拙作『三十五年目のラブレター』にはポケベルが出てくるんですけど、既に「懐かしいもの」扱いですね。
還暦のキャラが「ああ、ポケベル、懐かしいですねぇ」とか言うんですよ。
今の子たちが知らないようなものでも、老人に「懐かしい」として語らせることでさりげなく読者に説明するということはできますよね。
あと、同じ作品内で「昭和の刑事ドラマに出てくるような、活字を切り貼りした脅迫文」というのも老人に言わせてるんです。それで平成生まれの刑事(主人公)が「?」ってなるw
主人公目線が読者層と同じなら、そういうのが入っても面白いかな~と。
編集済
この手の話で言えば、ほぼ毎日のように虐殺される側の私ですが、最近嫁が私のスマホにダイレクトに曲を送ってきたことがありました。
私はファイルを開きもしませんでした。
だって好みがまったく合わないんだもん。
それに嫁が私の興味を鑑みてチョイス、なんてことは絶対にありえないので。
(うちの嫁は「自分=グローバルスタンダード」スタンスを崩さないのです)
もちろん聞かれましたよ。「あれ聴いた?」って。そこからが勝負です。
1.「聴いてないよ」→即死
2.「うん、そのうち聴くね」→嫁の話が長くなる→会話中に居眠り→死亡
3.「あれ? なんの話?」→スマホの中身を確認され、違った意味で死亡
4.「ちょっと今、手が離せないんだ。5分後にお願い」→寿命が5分伸びる
まあ結局のところ、命が惜しけりゃ素直に聴けよって話ではあるんですが……
作者からの返信
叶さん、そろそろクローンをたくさん作っておいた方がいいかもしれません。
5.「だって好みがまったく合わないんだもん」なんて言おうものならどんな形の死亡が待っていることやら……((;゚Д゚)); ガタガタ
これ本当に難しいです。
自分が知ってるので、人も知ってると思うのは非常に危険なんですよねえ。
ターゲットの知識を想定しないといけない。
特に、歴史小説とか、どこまで説明しないといけないのかという部分。
「三間柄の長槍」なんてのを出す場合に「長さ約五メートル半で、主に雑兵が相手を叩き伏せる用法で使用」みたいに説明しないと初心者には分からないけど、詳しく説明しすぎると知ってる人間にとってはウザいという。
しかも、ここで蘊蓄スキーな性質が顔を出して「織田信長が家臣同士を戦わせて模擬戦をやったときに、その有効性に気付き……」なんて余計な情報まで追加しちゃったりして。要らん情報入れすぎたりするんですよねえ。
逆に、いわゆるテンプレって、そこの説明を省略できるからサクサク進むんですけど、これまた知ってる人前提で書くと、初見殺しになるという。かといって、「冒険者ギルドのシステム」なんて、いちいち詳しく書いてると、テンプレスキーは「またかよ」みたいにうんざりして読むのやめちゃう。
これはもう、どっちの読者を想定するかによって書き方変えるしか無いのかなあとか思ったり。両方に過不足無く通じる筆力があれば一番いいんでしょうけど。
作者からの返信
歴史小説や異世界ものは割と読者が固定化しますよね。
だから、ある程度「三間柄の長槍」とか「ギルド」なんて書いても通じちゃう。で、仰る通り、そこをダラダラ説明されると萎える。その辺りの線引きが非常に難しい。
でもそれをストーリーの中でサクッと説明する方法もありますよね。
「三間柄の長槍」ならその5メートル半を想像させるものを引っ張り出して来ればいい。
『大八車二つ分以上はあろうかというその槍』で、敵を次々と薙ぎ払って行く……的な描写にするとか。
(で、その大八車を誰も知らないという……汗)
(しかも、大八車がその時代になかったりと……汗)
私も作品内でバンドの描写に困ったんですよ。
ドラムやってる人か、バンドやってる人しかわからないであろう『ベードラのビーター』。
これの形を読者に説明するのに3日悩んで、何も知らない女の子キャラに『りんご飴みたいなやつ』と語らせたんですね。りんご飴ならみんな知ってるだろうなと。
こういうところで手は抜きたくないんだけど、心地良く読んで貰うためには結局読者をある程度想定することは必要になって来ますね。
心にグサグサ刺さって私のライフはもうゼロよ!(涙)
なるほど、要するに伝える努力が足りていないのですね。私も説明不足で独りよがりな作品を読む時、段々イライラしてくるのを感じていました。
そう言う作品って余計な説明はするんですよね。そこ今別にいらないって情報ばかり。それでここどう言う事なのよ? って読者が一番気にかかっている事に関しては全然語ってくれない。
そう言う展開が続くと最終的に目が滑ってしまいますよねえ。
多分自作にもそう言う部分があるんじゃないかと思います。読者目線、気を付けねば……。
作者からの返信
にゃべ♪は戦闘不能になった。
如月はパルプンテと唱えた。
お風呂が現われた。
にゃべ♪は復活した。
そーなんですよ!!!
上手な人って「ここでこの情報が欲しい」ってところで涼しい顔で入れてくる。余計な情報は一切書かない。
その清々しさたるや、高原の朝の如し!
もうね、そういう人見ちゃうとね、崇め奉っちゃいますね。
で、直後に「自分だいじょーぶ?」なんて読み直して、何事も無かったようにシレっと改稿入れるという……。
あいたたたたた。
私のライフももうゼロよ!
あうあうあう。(。´Д⊂)
はい、まさしく私ですね。突っ込まれまくりでしたものね。あれから気をつけているつもりではいますが、まだまだ未熟……。
相手に伝わる文章。精進します!
作者からの返信
そんなに突っ込みましたっけね(;^_^A
例のアレですよね。