第51話 肩書は外れない
少し前になるんですが、友人と話していて「自分の友達に作家がいるって、ちょっと自慢になる」って言われたんですね。
待て待て待て。『作家』って言うとなんか凄い人っぽいじゃん。直木賞作家とかあの辺とは根本的に違う人種だからさ。そこは『ラブコメ屋』とかそういう呼び方しようよ。
それにね、第11話でも書いたんだけど、私自身はまだ自分で作家と認めてないわけよ。一作目なんて運で出せるじゃん(運で出した如月)。二作目が出せたら本物じゃない?
で、そう言ったんですよ、その人に。そしたらさ、こう言うんですよね。
「印税発生してんじゃん」
まあ、それはそうです。その辺りの判断は出版社さんと同じです。
「でもさー、最初に本刷った時は印税入るけど、その後は……」
「電子書籍の印税が入るんでしょ?」
あ! そうだった! 盲点だった。
友人曰く、『印税収入が続いている限り作家である』という定義なのだそうです。「売れている限り、その後出版しなくても作家は作家じゃん」という事なのです。
ああ、しかも今日、印税通知が届きました。ありがたやありがたや。神棚が無いのでとりあえずパソコンの前にお供えします。意味不明です。うん、まだ3桁売れてる。『いち癇』頑張ってる(涙)。
え? ちょっと待った。じゃあ、たった一作しか出てない『いち癇』が細々と売れ続けている限り、『作家』の肩書外れないって事?
いえね、決して「外したい」んじゃないんですよ、持っててもいいの、『作家』って言うとなんか賢くなったような錯覚に浸れるし。ほら、せめて気分だけでもね。
現在の状況に合ってないっていうだけなんですよ。それでも世間様は許してくれるの?
こうなってしまうと二つに一つです。
1.周りの言う事気にしない。(∩゚д゚)アーアー聞こえなーい!
2.本気出して物書きになる。(๑•̀ㅂ•́)و✧ コンテスト ガンバル!
如月、頑張る気ありません。瞬殺でリタイアです。のんびり書きたいものを書きます。趣味だし。
来年の今頃、気が変わって「本気出すぞ!」とか言ってるかもしれませんね。人間とはとかく気分屋なものです。如月が気分屋なだけですね、はい。
それにしても、カクヨムコンの読者選考期間にシロート発言を読みに来てくださってる方が大勢いらっしゃることに感謝感激です。こんなもん読んでる暇もなかろうに。読者の皆さん、ありがとう(感涙)!
……と、またシロート発言をしてしまったようだな。
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