第42話 言葉遊び
突然ですが。
ワタクシ如月は文系ではありません。理系でもありません。体育会系でもありません。強いて言うなら……芸術系? って言ったら芸術系の人に殴られそうです。殴っていいです。
いえね、なんでいきなりそんなことを書いたかというと、文系の人ってスゲーなと思うからなんですよ(この時点でやや理系に偏ってるんですけどね)。
文系の人の言葉遊びってほんと凄いですよね、なんであんなに次々と言葉が出てくんの? 如月には無理だから。ダジャレとか、絶望的にスベってるから。
*
拙作『クロード葉月先生の徒然日記』ですが、実は六月菜摘さん(現在は六月雨音さん)の『葉月先生の恋』とのコラボ企画で書かせていただいておりました。
この中に「理科の葉月先生」と「国語の陽向先生」というキャラが出てきます。六月さんの方にも同じキャラ出るわけなんですが……六月さんはガチの文系、如月は理系寄りなんですね。
つまり、如月は陽向先生がどんな発言をするか想像できず、六月さんは葉月先生がどんな発言をするか想像できない。
だからこそ、コラボする意味があったと言っても過言ではありません。
『クロード葉月先生の徒然日記』第2章『秋の日記』の第9話。
ここで、理科の葉月先生が
困った私は六月さんに相談しました。「ねえ、グラヤノトキシンって聞いて、一体何を想像する?」
六月さん早かった。わずか1分で返信が来ました。それがこのセリフ。
「
思いつかねーって、それ。
この瞬間、どう頑張っても文系の人には敵わないと思いました。戦いを挑むなど言語道断。なんでその発想行く? それも僅か1分で!
*
まあね、あれだ。人にはそれぞれ得意不得意ってもんがあるのさ。如月だってさ、音楽絡んだら頑張るよ? そこしかないんだもん。
ムソルグスキーの『展覧会の絵』ってあるじゃん。有名な『プロムナード』ね。
あれに、この歌詞つけて歌ってごらんよ。ピッタリだぜ?
♪アジを~ さばき~ 開き~ 塩振る
……またシロート発言をしてしまったようだな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます