第40話 日本語は難しい(2)
カクヨムの作品を読んでいて「ん?」と思う事があります。何が変なのかわからないけど、なんだか変。
よーくよーく見ると確かに変なのです。でもビミョーなのです。自分が間違ってるのか、その作品が間違ってるのが、自信が無いのです。
それで、慌てて調べるのです。
よく見かけるのが『味あわせる』。なんか気持ち悪い。
『味わう』+『させる』で『味あわせる』は無理があります。フツーに考えたら『味わう』+『させる』=『味わわせる』です。
もう一つ気になるのが『うる覚え』。いやいや、『うろ覚え』だよね?
『うろ』=『洞』から来ているので『うろ覚え』でないとおかしい。
横文字も厄介です。『シュミレーション』? 『趣味レーション』?
正解は『シミュレーション』ですよね、simulationなんだからさ。
その逆も然り。『コミニュケーション』はない。それを言うなら『コミュニケーション』だ、communicationなんだし。
日本人なんだもん、紛らわしいのやめてよね。かといって『シミュレーション』を『模擬』とするのも、『コミュニケーション』を『交流』とするのもちょっと違う。仕方ないので正確に書くしかありません。
マニアックなところで言うと、ショパンの『幻想即興曲』ってありますね、あれ、なんて読みますか?
『げんそうそっこうきょく』アウトです。『げんそうそっきょうきょく』が正解。『ソッコーで弾く』んじゃなくて『即興で弾く』んだし。
こうしてみると、語源や元々のスペルを考えるとちゃんとそこに答えがあるんですよね。
でもこれがなかなか、疑問に思えばこそそうやって考えもするんですが、疑問も持たずにそれで覚えてしまっていたりすると、全く気付かないものなのです。私も変な事書いてるんじゃないかなと不安になります。
もし、如月が変な言葉の使い方をしてたら「それ、違うよ」って教えていただけると助かります。語彙力かなりヤバいので。
……またシロートらしいシロート発言をしてしまったようだな。
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