第10話 作品タイトル

 一つ前でキャッチコピーのことを書いたんだけれども、作品タイトルというのも如月の悩みの種であることは言うまでもなく……いつも一番悩むのがこのタイトルなわけでして。

 そんでもって、さんざん悩んだ結果、やっぱり満足のいくタイトルが思いつかないままアップしてしまうという悪癖の持ち主でもあるわけで。


 だってさ、とっくに作品上がってんのに、タイトルが決まらなくていつまで経っても上げらんないわけよ。もう、腐っちゃうよ? カビ生えるよ?


 良い作品は腐ったり糸引いたりカビ生えたりせず『熟成』されるのだ、ですと?

 (∩゚д゚)アーアー聞こえなーい!



 ここで、思わず如月が「何これ読みたい!」と思ったタイトルを並べてみます。前回と同じくタイトルだけで作家さんの名前は伏せますが……バレバレだね!


・『親友が「旦那もらうね」と言った』

 え、ちょっ、それ……何、どういう事! 不倫? 


・『会社にWEB作家であることがばれたっ!』

 この「他人事じゃ済まない感」がたまらん。


・『この財産、差押えます!』

 おっ? これは好物の予感! 現代の闇モノだろっ!


・『不法就老』

 あーなんだかこれも現代の闇の匂いがプンプンします。好物の予感!


・『穴から這い出て群がるもの、引き摺り込むもの』

 タイトルだけで怖いから!(号泣)


・『魔王は呪文を唱えた! モンスターの落とすゴールドが下がった! 経済は混乱した!』

 黒地に白い枠で、白文字でこのタイトルがつらつら~っと出てくるのを想像せずにいられない。宝箱や革袋もきっとある。


・アーダルト・ドエロスキーの格言

 格言と言いつつ、その格言を放っているであろう人の名前に対する期待感?


 何でしょうね、読みたくさせるタイトルなんですよね。


 1つめと2つめ、他人事とは思えない、身近に起こりそうな距離感ですね。

 3つめと4つめ、これは何となく内容の方向性が見えて期待するパターン。

 5つめ、怖い怖い怖い! 怖いもの見たさ!

 6つめ、何かこれ、勉強になりそうな予感?

 7つめ、なんかこう、えろえろ、じゃない、いろいろ妄想しますね。



 ではここで、この呟き(エッセイですらない)のタイトルをもう一度おさらいしましょう。覚えてますか?


『……またシロート発言をしてしまったようだな。』です!


 …………。

 …………。

 …………。


 ……またシロート発言をしてしまったようだなっ!!

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