第6話 人称

 ハイ、執筆歴二年にも満たないド初心者如月です。ええ、そうですとも、カクヨムが発足したときに「何これ、小説投稿サイト?」って書き始めたんですとも。カクヨムの歴史即ち如月の歴史です。VIVA、カクヨム。


 で、処女作『P-WORLD』は55万字ありました(現在は改稿して51万字に減ってます)。これが基本三人称で、偶に一人称が混じってくる。……ヲイヲイヲイありえねーよ! 今の私なら間違いなくツッコミ入れてます。

 いえね、知らなかったんですよ。一人称と三人称、混ぜるな危険。変なガスは発生しませんが、脳から変な汁が出ます。


 最近では人称を使い分けるようになりました。一年でちょっとだけ成長したよ!

 いつもコメディは一人称単視点だったので、三人称で書いてみるかと思い立ったのはいいけれど、これが全然面白くない。しかもテンポ悪い。ノリツッコミのタイミング逃しまくり……。

 それを思い切って一人称に書き換えたら、めっちゃテンポ良くなってるじゃん。しかもツッコミどころできちんとツッコめる。ああ、やはりコメディは一人称だな、と思いました。これは人それぞれですね。


 そして如月はたまーにアホみたいに重たいものを書きます。文章自体はね、所詮書いてるヤツが如月なんで軽いんですよ。中学生でもスラスラ読めます。ただ、内容が重いのよね……ってのが偶にあります。

『空が茜色に染まるころ』とかね。重いんです。自分で改稿しながら「うわぁ……

うわぁ……あ、うわぁ……(語彙力喪失)」って唸ってます。ナチュラルに変な中年です。

 こういう作品は問答無用で三人称です。誰かに肩入れしない方が、如月の場合は伝わるよーな気がします。これも人それぞれだよね、と思います。


 現在実験作として『科学部!』を上げています(※)。これがアホ丸出しのコメディなんですが、敢えて三人称語り部視点で書いています。これが吉と出るか凶と出るか、今後の創作に大きく影響しそうなので自分で楽しみです。


 あー、因みに。〇人称△視点って言葉、1年前まで知りませんでした。人称は知ってるけど、視点ってのがね。カクヨム内でも何人かの方がそれについて自作品内で語っておられるので、それを読んでやっと理解したわけです。


「えー、如月さん、そんなことも知らないで書いてたのー? 信じらんなーい」

 って今思いましたね?

 隠さなくても良いのです。顔に書いてあります。『目は口ほどにものを食う』って言うでしょう?(言わない)


 チッ……またシロート発言をしてしまったようだな。



※『科学部!』は既に完結しています!!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る