私が女だからでしょうか。学生の頃、周りの女子に調子を合わせてはストレスを感じてときに思いました、「あぁ、私ピエロみたい」。この主人公はまさにピエロ。自分の心を偽って生きていたのです。第一章で自分の行く道を選択し、過酷な運命に立ち向かう姿は、当時こうしたかった、こういうきっかけがあれば…という後悔にも似た気持ちを持たざるを得ません(化け物に襲われるのはイヤ笑)。ストーリー自体は爽やかで、少年漫画の様な爽快感、躍動感、ヒーロー感で溢れています。続きが楽しみです。
「作品」から生まれる怪物。立ち向かうは「道化師」という名のヒーロー。しかし初手からなんだかキナ臭い伏線がたくさん。ただ現れた敵を屠るだけでは済まないような存在感があります。
「こいつ!俺の脳内を覗きやがったか!?」と言ってしまうくらい、俺がボンヤリ考えていたものを形にしているんだ!創作物と現実が関わるという俺が作りたかったものは既にここにあったんだ!しかも俺が考えていたものよりしっかり世界観も出来ていて、キャラもいいんだぜ!ちくしょう!俺の敗けだ!陽気なテンションで紹介しましたが、書いた通りです。まだ始まったばかりですが、世界がよーく出来てます。まだまだ話が広がりそうな感じがするのでこれからが楽しみです。