無音
部屋はいつまでもたっても無音にならない
どこかしらから音がする
音が耳の中に入ってくる。入りすぎている。
買ってきたものを開ける時のよう
無音はいつまでたってもおとずれない
無音は安寧、静かと聞いたのに
音の音は絶えることなくテープのように体を巻く
無音とは……
静かとは求められるものだろうか
何気ない時計やエアコンや隣の音があっての無音ではないだろうか
ぼんやりしている時の感じる虚無感さえも無音にならない
つまり、無音は、死
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます