鬱蒼とした木々の中
若芽の中に枯れ葉が混じるように
切り捨てられる季節なら
一生、芽を出すものかと明るい外を僕は見ていた
外にあった公園に置いてきた忘れ物を僕は知らぬ振りをした
どこかで捨てられる物なら
砂の中にプラスチックが混ざり込め
生い茂る葉と花が、季節が
焦らせる、焦らされる、焦燥感駆られ
僕を焦がして枯れ葉にする
僕は散ることも落ちることも許されず
見本のような枯れ葉で人生を部屋で生きていた
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