第0章~旅立ち

*序章*


sorato0327→GM:でははじめていきますか!


GM:まずは二人のハンドアウトを読み上げますー


プレイヤーB→ハルカ:はーい


GM:まずはレジーナ。


君はある教会の見習いシスターをしている少女だ。かつて自分を助けてくれて、そして深い絆をつないだ親友との再会を夢見ながら、教会でのお勤めを続ける日々。そんなある日、教会は魔族の襲撃を受ける。それは親友との再会と別れ、そして親友を助ける戦いへの序章だった―――。


GM:OK?


プレイヤーA→レジーナ:OK


GM:はい。では、ハルカのハンドアウトですー


君は駆け出しの魔法少女だ。かつて君がいた教会が魔族に襲われたという知らせを聞いた君は、急ぎそこに向かう。そして君は、そこで親友と再会する。しかし……!


GM:では、そういうことで、二人とも自己紹介してもらいましょう。


GM:ではまずはレジーナから、自己紹介をどうぞ。


レジーナ:本日はきれいな青空の広がるよい日。私レジーナ=オルブライトは平和な日常を過ごせることを神に感謝し、ハルカの帰りを待っていましたわ。あんな事が起こるとも知らずに……。

レジーナ:クラス・ウィッチ。召喚に応じ参上いたしましたわ!

GM:はーい。ではハルカ、どうぞー

ハルカ:私は関空ハルカ。かんくうと書いてせきぞらと読みます。病弱な私だったけど、女神さまに助けてもらって魔法少女に。今は育ててもらった教会を飛び出し、苦しんでる人たちを助けていたのだけれど……!!

GM:はーい。ありがとうございますー。それでは、いざ開幕ですー!

ハルカ:レジーナ、行くよ!

レジーナ:はいな!あなたとならどこまでも


*オープニング1:破局*


GM:OPはレジーナのシーンです。


GM:最初のシーンは礼拝堂で、レジーナがお祈りしてるところから始まります。というわけでレジーナ、RPをどうぞ。


レジーナ:天に召します我らの父よ。願わくばわたくしの友人を見守り、助けとなってください……と、今日もわたくしは日課のお祈りをしていましたわ


GM:と、レジーナが祈っていると、何やら礼拝堂の外が騒がしくなってきます。


「マホウショウジョハトラエテミナゴロシヨ……!!」

「きゃー、助けてー」

「みんな、早く教会の中へ!」


と阿鼻叫喚な声が聞こえてくる。

それと、爆音と、


レジーナ:あらあら、なんでしょうか?


GM:そして中に、あちこちに浅くはないけがを負った、年長のシスターさんが駆けこんできます!


シスター(GM):う、うう……レジーナ……そこに、いるのですか……!?


レジーナ:シスター・マーサ?!どうしたのですかその怪我は!


シスター・マーサ(GM):「悪魔のような娘が、変な生物を率いてせめてきたのです。あなただけでも助かって!さぁ、こちらに!」


GM:と、マーサはレジーナを居住区へ誘導します。


レジーナ:きゃっ、マーサ!わたくしだけが助かっても意味が無いのですわ!!マーサ、あなたもいっしょに逃げましょう


マーサ(GM):「……わかりましたわ。さぁ、こちらへ」


GM:と言って、マーサは居住区へ入っていきます。


GM:あ。マーサはそう言って、居住区に入っていきますが、レジーナはどうしますか?


レジーナ:はかの方々は逃げているのですか?


マーサ(GM):「もちろんですわ。さぁ、あなたも早く!」


レジーナ:それでは、マーサを支えて歩きますわ


「ぎひひ、えさ!えさ!」

「キャー!神様ーー!!」


逃げ込むレジーナとシスター・マーサ。その外からは、そんな悲鳴と聞くに堪えない音が聞こえてきていた。


GM:さて。マーサはレジーナを連れて、居住区の一室に入っていきました。そして……!


マーサ(GM):「……さよなら、レジーナさん……!」


GM:そういうと、マーサはレジーナを部屋の中に強引に入れ、外から扉を閉めました。


レジーナ:マーサ?!何をするのです!!マーサ!!


マーサ(GM):「もう私たちは助かりません。ですが、私たちが体を張れば、助けが来るまでの時間を稼ぐことはできるでしょう」

レジーナ:あなたも生き残らないと意味がないでしょうに・・・・・・!!


マーサ(GM):「生き残ってください、レジーナ。それが主と、この教会のみんなと、そして私の願いです……さよなら……」


そして、教会の礼拝堂で、侵入者たちの主と、シスター・マーサが向き合っていた。


邪悪な笑みを浮かべた娘が言う。


「イタノネェ……エモノタチガァ……アッハッハッハッハッハハハハハハ……!!」


恐怖を押し殺しながら、決意を固めたシスターが言う。


「あ、あなたたちに私たちのかわいい娘を殺させはしません……!」


そして、娘はシスターにとびかかっていった……!


「ナヲウシナエ……カレハテ……ホロベェ……!!」


「レジーナ……」


GM:扉の奥、礼拝堂のほうから、そんな声がかすかに聞こえてきました。ですが、何時間が過ぎたでしょう? そんな阿鼻叫喚も、やがて聞こえなくなりました。


レジーナ:そんな……嫌ですわ!わたしを一人にしないで!おいていかないでください!!


そう言いながら、ドアを必死にたたくレジーナ。しかし、返事はない……。

やがて訪れる沈黙。それは、この教会に生きる者は既に存在しないことを証明しているようであった。そう、レジーナ以外……。


GM:レジーナがそういったそのとき! 扉をぶちやぶって、小悪魔のような生物が入ってきました!


GM:小悪魔「ココニモイタ!ココニモイタ!」


*オープニング2:悲惨なる帰郷*


GM:では、ここでハルカのシーンにいきましょうか。


GM:ハルカ。ハルカがかつて勤めていた教会に魔族が現れたという君は、その教会に駆けつけていると、教会のみんなが血だらけになって倒れているところでした。


ハルカ:み、皆さん!?どうしてこんなことに……!?


ハルカ:赤く染まった地面を見ながら、放心したように辺りを見回しています。


GM:仲良くしてくれたシスターのみんな、そして神父さん、みんな……。そして礼拝堂の中には、虫の息のシスター・マーサが……! そして教会はまがまがしい魔族の根城に変わっていました。


ハルカ:まさか……シスター!?


マーサ(GM):「も、戻ってきたのですね、ハルカ……よかった……」


ハルカ:こんなことがあるなんて・・・


マーサ(GM):「悪魔の集団が襲ってきたのです……。でも安心なさい……レジーナは多分、無事です……ごほっ」


ハルカ:私がいたらこんなことには……!!


マーサ(GM):「自分を責めるのはおやめなさい……これも神の采配……どうか……レジーナを……まも……」(がくっ


ハルカ:シスター!?しっかりしてください……!! シスター!! ハルカ:シスタァーーーーーーっ!!


GM:ハルカの言葉に、もうマーサは反応しません。そして、居住棟のほうから、レジーナの悲鳴が!


レジーナ:きゃー!!


ハルカ:動かなくなったシスターを抱きかかえながら慟哭していましたが、悲鳴を聞いて我に返ります


ハルカ:!? あの声は……レジーナ!!


ハルカ:せめて彼女だけでも、助けなきゃ……!!


*オープニング3:再会*


GM:レジーナのいる小部屋では、小悪魔がレジーナのほうににじりよってきます。


小悪魔(GM):「魔力!魔力!こいつを捕まえれば、きっとフィーレ様、喜ぶ!喜ぶ!」


レジーナ:あ、あなたはいったいなんなのですか!皆さんをどうしたのですか!!


小悪魔(GM):「みんな、えさ!えさ!お前もフィーレ様に吸われたあと、俺様のえさ!」


GM:ではここでハルカ、登場していいですよー


ハルカ:「させるかああああああ!!」と言いながら光の弓を召喚してエナジーアローの様な攻撃をしてもいいですか?


GM:では先制攻撃ということで、1ターン目は小悪魔・インプは行動しないので、ハルカ、行動どうぞー


ハルカ:光の力よ、集束せよ!億の矢となりて闇を打ち払え!! エナジーアロー!!


背に光の翼を展開しながら、ハルカは光の矢を撃ち放った!!

彼女の怒りと、友を助けたい気持ちを乗せて、光の矢が空間を裂く!!


GM:判定をどうぞー


ハルカ:ころころ(達成値12)


GM:当たりましたー。ダメージどうぞ


ハルカ:ころころ(5点ダメージ)


ハルカ:てええええい!!


GM:その一撃で、インプは大ダメージを受けました!ではここからは普通の戦闘で。


GM:こちらは敏捷11ですけど、そちらは?


ハルカ:敏捷27


GM:ではハルカからどうぞー


ハルカ:レジーナ! 怪我はない!?


レジーナ:ハルカ! 助けにきてくれたのですね……。


ハルカ:話はあとです!まずは目の前のコイツを……!!


ハルカが再び弓をかまえる。

背に生えた光の翼から、新たな矢が生み出された!


ハルカ:もう、一発!!


GM:はーい。判定どうぞー


ハルカ:ころころ(ファンブル)


GM:おっとw


ハルカ:飛び出した矢はインプに届く前に、雲散霧消してしまった!!


ハルカ:はぁ、はぁ……さっき走ったのが、堪えるっ


GM:はーい。ではインプの攻撃ー。6と言って攻撃するので、よけてくださいー


ハルカ:ころころ(達成値15)


GM:おー、見事に回避ー


インプがその爪を振りかざして襲い掛かる!

しかしハルカは、その攻撃を翼を使って受け流した!


敵の攻撃をいなしながら、ハルカは三発目の矢を撃つべく身構え、悪魔を見据える。


GM:では、3ラウンド目。ハルカ、どうぞー


ハルカ:こうしてる間にもまた魔族が……。


ハルカ:今度は、外さないっ!!(達成値15)


GM:はい。当たりましたー


ハルカ:光の力を……舐めないでっ!!(7点ダメージ)


GM:はい。その一撃でインプは光の矢に貫かれてやられてしまいました!


彼女の怒りをこめた矢がインプに突き刺さる!

その光の矢からまばゆい光があふれだし、悪魔を消滅させていく……!

そして光がやんだあとには、インプの姿はなかった。


GM:というわけで、戦闘終了です!そしてそれと同時に、ハルカのあんばるも駆けつけてきます。


ハルカ:ラピー!!皆は……!!


ラピー(GM):「ごめん。残念ながら、みんな……」


ハルカ:……そう、ですか……。レジーナだけでも助かったのは、良かったのかしら……。


ラピー(GM):「とにかく、この教会が魔族の領域となってしまった以上、ここの主である魔族を倒さないと。そうしないとここから出ることもできないよ」


レジーナ:ハルカ? そのちまっこいのは?みなさんはどうなったのですか?


GM:その問いに、ラビーはすまなそうに、沈痛な表情で首を横に振りますね。


ハルカ:……説明は後です。ラピー、彼女にも神の祝福を……!!


ラピー(GM):「わかったよ。それじゃ、このロザリオを受け取って」


レジーナ:これはいったい?


ラピー(GM):「それは、君に力を与えてくれるお守り。それを握って、君の心の中に浮かんだ言葉を唱えてごらん。そうすれば、祝福が……力が得られるはずさ」


ハルカ:この場所は邪気に満ちてるから……。私がレジーナを完全に守れる可能性が……100%じゃないの。


ハルカ:この子……ラピーは神の使いの一人。その力を借りれば、きっとレジーナだけでも、助けられるはずっ……!!


レジーナ:ハルカ……あなたがそういうのならば、信じますわ


「主なる神よ。今、哀れな子羊に守護の力を授けたまえ」

「契約はなされたよ!」


ロザリオを握りしめ祈りを捧げたその時、何処からとも無く白鳩が舞い降り、ロザリオの中へと吸い込まれるように飛び込んで行く。その瞬間、聖なる光がレジーナを包み込み、その服装を魔法少女のものへ変化させていった。その姿は一見地味な印象を受ける修道服。しかし、各所にアクセントとして純白の羽根を象ったフリルが現れ、清楚ながらも可愛らしさを感じさせるものへと一変した。最後にロザリオを鎖から引き千切ると、それは十字架を模した魔導杖に変化した。


ハルカ:……すごい。すごいよ、レジーナ!!


GM:というわけで、変身完了。


レジーナ:なんだか、ふわふわしてますわ


ハルカ:私なんて体が弱いせいで、このロザリオが武器に変化しなかったのに!!


ハルカ:と言いながら自分のロザリオを見せています


レジーナ:あの日交換したロザリア……まだ持っていてくれたのですね


ハルカ:うん、だってコレは私達の友情のあかしだもの……!


GM:さて、ではいよいよダンジョンアタックにうつります。よろしいですかっ?


ハルカ:はーい


レジーナ:ゆきましょう


*メイン1:階段の罠!*


では皆さんは再会した個室にいます。西には礼拝堂へつながる通路がありますね。


ハルカ:まずはここを出なければいけませんね……!! 礼拝堂の方に行けば、まだ少しはシスターの遺した守りの加護があるはずっ・・・・!!


レジーナ:進みましょう。この教会を彼らの好きにはさせませんわ


GM:はーい。では、礼拝堂にやってきました。東には、さっきの小部屋への通路。西には懺悔室につながる扉、そして北に二階への階段があります。なお、礼拝堂の中は血まみれで、内部も荒らされています。


ハルカ:なにかここで役に立ちそうなものはありませんか?


GM:残念ながらないですね。


ハルカ:なんて凄惨な……!


レジーナ:ひどい……。


ハルカ:……レジーナ。


ハルカ:レジーナだけは、助からなきゃだめだよ。そうじゃなきゃ、皆浮かばれないよ……。


レジーナ:ええ、そうですわね……。


GM:さて、決意を新たにしたところで、どっちにいきますか?


ハルカ:約束、だからね……っ!!


GM:いいシーンですねー


レジーナ:懺悔室の中を探索しますわ


GM:はーい。では懺悔室です。そこも荒らされていますが、なぜか部屋の真ん中に宝箱がでんと鎮座しております。


ハルカ:あやしい……。


レジーナ:あからさまですわ……。


ハルカ:罠があるか確認しても?


GM:いいですよー。器用チェックをどうぞ。


ハルカ:私がまずは確認を


ハルカ:ころころ(達成値9)


レジーナ:あ


GM:わかりませんでしたw


レジーナ:ではわたくしが


レジーナ:ころころ(ファンブル)


GM:ファンブルですね、わかりませんでしたw


レジーナ:どじっこ


GM:どうしますか?


レジーナ:ほかになにもないようでしたら二階に行きましょう


惜しかったですねー。この中には回復薬が入っていたのですが。

もちろん、失敗した場合は、防御力を下げてしまう罠も仕掛けていますが(笑


GM:はーい。では懺悔室を出て礼拝堂の階段を上ろうとしたところで……二人とも、知力チェックをお願いします。


ハルカ:ころころ(ファンブル)


レジーナ:ころころ(達成値22)


GM:ではレジーナは気づきました。足元のじゅうたんがかすかに引っ張られるような感覚があります。


レジーナ:なんでしょうか。調べてみますわ


GM:その瞬間! 突然、じゅうたんが強くひっぱられ、二人は足を取られてしまいます! 何か捕まるか何かしないと、転んでしまいますよ!


レジーナ:なんて日ですのー!!


ハルカ:では傍らにある階段の手すりを!!


GM:はーい。ではハルカは転ばずにすみました。


GM:レジーナはどうしますか? つかまるか何かの対策をとれば、転ばずに済みますよ。


レジーナ:ハルカの服をとっさにつかみますわ


GM:はい。ではレジーナもセーフです。


GM:どうやら、魔法で絨毯をひっぱる罠が仕掛けられていたみたいですね。


GM:ともあれ、セーフだったので、安心して二階に行くことができます。


レジーナ:ズリィ(ハルカのスカートがずり落ちる音)


ハルカ:キャアアアアアアアア!?


GM:お色気シーン、ありがとうございますww


レジーナ:ごごごごごめんなさい!


ハルカ:つ、次から気を付けてください!


*メイン2:ある意味修羅場*


GM:さて、二階に上がると、そこでは、ぷよぷよした生物が待ち受けていました!


レジーナ:なぜでしょう。とても嫌な予感がしますわ。


ハルカ:私もそうおもう。後でGMは殴っておかなきゃ


お二人ともご明察。このぷよぷよはアシッドジェル。防具を溶かす酸を発するスライムです。

レジーナ……というより、Aさんが参加してくださるセッションの常連エネミーであります。

とはいえ、ほんのザコ。多少、ふ……もとい防具を溶かすことはあれど、苦戦はせず一蹴するだろう、と思っていたのですが……。


GM:こちらは11なので、ハルカ→レジーナ→ぷよぷよの順番ですー


ハルカ:エナジーアローで


ハルカ:ころころ(ファンブル)


GM:おっとーw


GM:では次、レジーナー。


レジーナ:杖で殴りますわ!


GM:はーい。では攻撃チェックをー


レジーナ:ころころ(達成値5)


GM:回避しましたー


レジーナ:なお最小値


GM:では、ぷよぷよAの攻撃ー。10と言って、レジーナにとびかかってきます!


レジーナ:ころころ(達成値13)


GM:おー、回避成功ー。


レジーナ:全力回避!!


GM:では続いて、Bも10と言ってレジーナにとびかかってきますー。ぷよんっっ


レジーナ:ひゃー!こっちこないでくださいまし!!


だって、前衛はレジーナしかいないんだもんw


レジーナ:ころころ(達成値10)


GM:おー、ぎり回避ww


レジーナ:なんて日ですの!?


GM:では、2ラウンド目。ハルカの攻撃ですー


ハルカ:もう一度ぉ!!(ファンブル)


ハルカ:うー


GM:不調ですねーw


GM:ではレジーナ、どうぞー


レジーナ:攻撃魔法がない不具合。攻撃ですわ!(達成値6)


GM:残念ながらギリ回避ー


GM:ではお待たせしました。ぷよぷよAの攻撃。レジーナに10と言って飛びつこうとします。ぷよんっ


レジーナ:当たるように作ってないっ。(達成値12)


GM:おー。回避ー。では、Bも10と言って攻撃ー。ぷよぷよんっっ


レジーナ:ころころ(ファンブル)


GM:おっw


レジーナ:アイヤー!!!


GM:ぷよぷよは、レジーナのシスター服の胸のあたりに飛びつきました。すると、そこからじゅーじゅーと煙が……!


GM:ころころ(2点ダメージ)


GM:2点ダメ+防御点1点減少ですー


レジーナ:破廉恥な!破廉恥な!!


この後、戦いは続き、5ラウンド目にようやく勝利。

もう、泥沼だったので、経過は省略させていただきます。

あっけなく終わると思ったんだけどなぁ。


GM:マテリア4点獲得です!


レジーナ:はぁ、やっと終わりましたわ


ハルカ:すごく消耗した気がするわ……。


GM:さて、階段からは、東のほうに通路が伸びております。


レジーナ:進みましょう


ハルカ:うん……。


GM:はーい。すると、部屋の突き当りに、荘厳な扉が。奥からは邪悪な気配がびんびんと感じられます。


ハルカ:あ、嫌な予感しかしないのだけれど


ハルカ:その前に回復場所とかないかな?


GM:あ。ないですけど、休憩してHPを1dだけ、MPを完全回復できることにしませう


レジーナ:それでは休憩しましょう


かくして皆さん、休憩して回復。


GM:では回復したところで、入りますか?


レジーナ:進みましょう。これ以上好き勝手はさせません


GM:では、いよいよクライマックスです!


ハルカ:はーい


*クライマックス:決戦*


GM:入ると、そこは構造的にはシスター長室のはずなのですが、荘厳ながらも邪悪なつくりに作り替えられており、その奥の玉座に、一人の少女が座っております。


少女(GM):「キタノネェ、コワシガイノアルオモチャタチガァ……! キャハハハハ!!」


ハルカ:なんて邪悪な気配……!!


GM:確かに気配は邪悪ですが、背中に羽は生えてませんし、服装が邪悪で妖艶な点を除けば、普通の人間の少女に見えます。


レジーナ:あなたが、こんなことをしたのですか?


少女(GM):「そうよぉ! なんでも壊すのは楽しいんだもの!さぁ、あなたたちも壊させて!きゃはははは!!」


カタカナにするの大変なので、ここからは普通に書かせていただきます(笑


レジーナ:許しませんわ……あなただけは絶対に!


ハルカ:いくよ、レジーナ!!


レジーナ:ええ!


ハルカ:<すくむ足> <仲間の絆>


GM:CA、了解ですー


レジーナ:仲間の絆


GM:はーい。


少女(GM):「いいわ、いいわよぉ。壊しがいを感じる、感じるぅ!きゃはははは!!」


GM:さて、こちらは22なので、ハルカ→少女→レジーナの順となりますー。


GM:ハルカ、どうぞー


ハルカ:皆の為に、私負けない!! エナジーアロー!!(達成値18)


GM:はい。くらいましたー。ダメージをー


ハルカ:ええええい!!(9点ダメージ)


GM:これは痛い!HP半分以上削られた!


少女:「クッ!!……ヤルジャナイ。タダノニンゲンノクセニ……!!」


少女の中の人の表記が消えてますが、誰が中の人してるのかは秘密(笑


GM:ではそのフィーレの攻撃ー。ハルカに15と言ってエナジー・アロー! 抵抗してくださいー。


ハルカ:まけるもんかあああ!!(達成値20)


GM:おーー。抵抗成功ー


少女:「……ハジイタ!?」


GM:では、レジーナ、どうぞー


ハルカ:<これくらい!>


GM:はーい。


ハルカ:こんな攻撃、皆の受けた苦しみに比べたら……!!


レジーナ:デバフも攻撃魔法もないピーキーキャラ


少女:「フゥン……コンナヤツモイルノネ。」


レジーナ:ころころ(達成値6)


GM:ギリ回避ー


レジーナ:ぎりなのですか


少女:「ソノテイドカァ……カワイイナア……」


本当はもっと回避高かったんですけど、修正しました(笑


レジーナ:ぐぐぐ、屈辱ですわ……


*****


GM:では、次のラウンド。ハルカどうぞー


ハルカ:私は負けない!!皆の為にも!!レジーナの為にも!!絶対!ぜぇーーーーったい!! お前なんかに、負けるものかあ!!


GM:どうぞー


そしてここで奇跡が!!


ハルカ:ころころ(ファンブル)


GM:どうしますか?


ハルカ:ヒロインポイント使って、1を6にします!


GM:はーい。では、6+5+6+6で23ですね。当たりましたー


少女:「アハハハハハハハ・・・・!!オモシロイ!!ヤレルモノナラ、ヤッテミロオ!!」


ハルカ:貫けええええええ!!(5点ダメージ)


ハルカ:もちろんここにも使いますとも!目を6に変えて9点に!!


GM:おーー。それではやられましたーーー


少女:ク……クカカ……!!


GM:そう笑い声をあげてフィーレは倒れます


レジーナ:以外にあっけなかったですわね


本当にあっけなかった。もう少しHPを高くしておくべきだったなぁ。


*エンディング:漆黒*


GM:……が!!


ハルカの渾身の一撃を食らったフィーレ。しかしその時……!!


「……カンジテイタソノチカラ、アナタダッタノネ……!!」


その声とともに、倒れた少女の体から影が抜け出てきた。その影は、自然のどんな影より黒く、どんな悪より邪悪で、そして嘲笑に満ちていた。


ハルカ:……そんな、まさか……!!


GM:そう言って、その影は、ハルカにとびかかっていく!


影:イタダキマアアアアアアス!!


ハルカ:きゃあああああああああああああああああああ!?


そういうハルカの体に影が飛び込み、彼女の体を黒い光が包んでいく!


レジーナ:ハルカ!!


ハルカ:黒い影が体に取り込まれたその時、苦しそうに悲鳴をあげます


ハルカ:……れじー、な……わたし……れじーなに、あえてよかった……。


レジーナ:いや……そんなまさか……嫌ですわこんな結末!!


ハルカ:……だい……す……き……だ……。


そう言いかけた瞬間、ハルカの身体に黒煙がまとわりつき、彼女の姿を変えていく。

その姿は、先ほど倒した少女のようであり、その表情も邪悪なものへと変わっていく。そして……!


ハルカ?:……ゴチソウサマ。カノジョノタマシイ。オイシカッタワ。


その少女はレジーナに向き直って、そういうと満足そうに喉を鳴らした。


レジーナ:そんな……そんな!!


レジーナ:……お前ぇぇぇぇぇぇ!!!!!!


ハルカ?:ソウネ。アナタモタベチャオウカシラ……。


そう呟くハルカだった少女の背からは漆黒の闇の翼が生えていく。小悪魔のような姿になったハルカは、手をふるうと、その手から闇の波動を放ち、レジーナを吹き飛ばした!

地面にたたきつけられたレジーナは、体を起き上がらせて、ハルカだった少女をにらみつける。


レジーナ:ハルカを!ハルカを返せ!!!!!


ハルカ?:モウオソイ。オマエモワタシノオヤツニナアレ。


そう言いながら、ハルカ?は醜悪な怪物のような姿になり、邪悪なエネルギーを集束していく。


ハルカ?:……エンド・オブ・ワーーーー


ハルカが一撃を放とうとした瞬間、彼女の胸元に激しい光が湧きおこる。それは果たして奇跡なのか? それとも……?


ハルカ?:……グッ!?コノヒカリ、マサカ……!?


ハルカの声:……な……レジーナ……!!

ハルカの声:……私ね、後悔してないよ。例えここで飲み込まれたとしても、みんなを助けて来て良かった。レジーナだって、私が居なくなったら泣いちゃうかもしれないけど、……でも、生きていればいつかまた笑える日が来るんだ。

ハルカの声:きっと……きっと……!!


その声を最後に、光は弱々しく消えていく……。


レジーナ:ハルカ! そんなこと言わないで!! お別れなんて、嫌ですわ!!


ハルカ?:……クソ、マダ、ワタシノナカデ……!!


ハルカの声:私がまだいるうちに、レジーナ!!逃げて……!!


ハルカ?:コノアイハンスルチカラ……!!イマイマシイ!!キエロ!!


GM:ではそこで、ラピーが。


ラピー(GM):「レジーナ、早く逃げよう! 君までやられちゃったら、ハルカを助ける人がいなくなっちゃうよ!」


ハルカ?は自らを護る様に闇の力を放出した。

まるでその姿は、獲物を捕らえ巣で捕食する怪物の様だった。


レジーナ:私は諦めませんわ!絶対に。絶対にあなたを救い出してみせる! だからその時まで、まっていて下さいまし……


GM:では、ここでラビーの演出も。


そしてラビーも二つに分裂する。自らが契約したハルカが闇に堕ちたことで、彼も闇に堕ちるはずだったのだ。しかし、レジーナとも契約したことが幸いして、彼の中の光の心が闇に堕ちた部分と分離されたのだ。

そして黒く染まった片割れは、フィーレからの黒い光を受けて変貌し、巨大な列車主砲の姿へと変わった。


ハルカ?:オマエニ……ナヲアタエル……!!オマエノナハ……「ぐすたふ」ダ……!!


ラピー(GM):「くっ……さぁ、行こう!逃げられるのは、フィーレが一時的に力を失っている今しかない!」


GM:そう言って、ラビーはレジーナを先導するように部屋を出ていきます!


レジーナ:ハルカ……さよならは言いませんわ


GM:では、それに続いてレジーナが部屋を出て行ったところで、エピローグといきましょう!


*エピローグ*


GM:レジーナ。レジーナが、ラビーと教会を出て行ったところで、教会から一つの黒い光が飛び去っていきます。そしてそれと同時に、思い出の教会はゆっくりと、しかし無残に崩れ落ちていきます。


GM:では、崩れ落ちた教会を前に、レジーナ、RPをどうぞ。


レジーナ:わたくしの家も、大切だったシスター達も、そしてハルカも……今日一日であまりにも多くのものを失ってしまいましたわ。それでも、今は気落ちしている場合ではありません。


レジーナ:いつか必ずハルカを取り戻す。その時まで、決して歩みを止めることなく進み続けますわ!


GM:では、そう決意を固めるレジーナのシーンで、物語をしめましょう。お疲れ様でしたー!






*アナザー・エピローグ*


飛び去っていくハルカだった少女。その心に、妖しく邪悪な声が届いた。


「体を手に入れたのね、フィーレ」


そう言われたハルカ、いやフィーレは嬉しそうに邪悪な笑みを浮かべて、それに応えた。


「……主様、新たな体はよく馴染みそうです。この娘の信仰、何処かで使えるかもしれませんね……。臆病ながらも勇敢な気質……信心深そうなこの姿……!!騙して食うにはピッタリかも。うふふふふふ……」


そのフィーレの言葉を聞いて、声もうれしそうに、邪悪なように笑う。


「それはよかったわ。さぁ、戻ってきなさい。新しい遊び場を用意してあるから。今度の獲物は、コトネとナギサという少女たちよ。おいしそうでしょう?」


「そうですねえ……。さすがにそのままハルカではバレソウだから、「ヒバリ」とでも名乗ろうかしら。仲良くなった彼女たちが、私が魔族だと知ったときの表情、とても楽しみですね。その時の魂は、とてもおいしいでしょうね」


「そうね。それは面白そうな案だわ。ふふふふ……」


そして声は消えた。コンタクトが消えた後、フィーレは邪悪そうな笑みを浮かべたまま、自分の胸を優しくなでる。


「アンシンシロ……ジカンハタップリアル……!!ユックリトクッテヤル……!!」


そしてフィーレはそのまま、空の彼方へと飛び去っていった……。

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