第14話 建国祭に潜む波乱
反作用として、自分ですら無防備と化すのがこれの悩みの種であり、近隣の施設や民家も一緒くたにエーテルの関与から分断してしまう。この現代においては諸刃の剣、国家的な犯罪と見做されかねない禁呪だが、背に腹は代えられない。
ひとつ付け加えるなら、ラヴィーネのような
敵方が行動不能なのを確認し、見通しの良い表通りから脇道に逸れる。
命令を交わす声。近くにまで来ている。まずい。
「追われているのですか」
女性の声。視線を投げれば、着物を身に着けた妙齢の貴人。
双眸は頭を隠すように衣で秘しているが、口元だけは見て取れた。
その白く透ける衣の裾を両手で軽く添え上げているさまには、ひそやかで儚い風流な趣きを感じる。大和撫子さながら、というべきか。
「あんたは? ここは危ない、逃げたほうがいいぞ」
「いえいえ。待っていたのですよ。さ、こちらへ」
何者かは知れないが、今は従うほかにないと判じて従う。
するとリチャードを建物の内部に導く。ドアが閉められた。
軍靴を鳴らして通り過ぎる軍人たち。共鳴弾の効能により、車輌その他は行動不能。時間は稼げるが、残弾がなくてはいかんせんどうにもしがたい。
やがて警戒を強めたか、手当たり次第に建物を探り始めた。
「ここに隠れて。決して口を開いてはいけません」
大丈夫なのか。そんな心配もやがて緊張に取って代わる。
ドアが開いた。隠れる場所の限られた民家。リチャードがいるのはクローゼットの奥。
「このあたりで不審者を見かけなかったか?」
押し入ってくる軍人の群れ。問いは形だけだろう。着物の女性は厳めしい強面揃いにも何ら物怖じせず。
「いいえ。これは何の騒ぎでしょう?」
「陛下に背く異端者がこの辺りに隠れているはずだ。探せ!」
やがて卓台や家具をひっくり返すけたたましさが聞こえてくる。
足音が近づく。万事休すか。
「――お止めなさい! 女の着物を漁ってどうするつもりか!」
女性の一喝。物音が止まる。
「例え異端者の捜索と言えども、そんな下衆な真似を陛下が許すと思うのか!」
「何だ貴様! 邪魔をするか!」
「この身はミランダ・オールドレッド・ジェラルダイン! 我が名に覚えがある者もおろう! 一体誰の許可を得てこの家に上がり込んでいる!」
貴族の名を出されれば、さすがに軍人もおいそれと手を出すわけにいかない。
特権階級ここに極まれりといった風だが、状況は予断を許さない。
「何を勘違いしておのか解らぬが、そなたたちも国に仕える軍人であるのなら礼儀を弁えよ! 規範となるべき姿を人に示すのが、その制服を陛下より賜された役目ではないのか!」
それが女性の家を荒らす真似など――
言いさして、クローゼットを開けようとした軍人の頬を張る乾いた音。
「……うへ。怖ぇ……」
隙間から室内が覗ける。躍起になった軍人が見当たるが、隊長とおぼしき人物は意外と冷静なようだ。これ以上の問答で時間の浪費を嫌ったか、はたまた貴族の神経を逆なでするのを憂慮したか。
「――ここはいい! 他を当たれ!」
謝罪の言葉もなく次の場所への移動を優先し、捜索し始めた軍人たちを窓から眺めていた女性がそっと伝えてくる。
「行ったようです。お出でになって下さい」
「……ふう。ありがとう。助かった。でも、オールドレッドって」
「お見苦しいところをお見せしました。どうぞお許し下さいませ」
「いやいや! そんな頭なんて下げないで!」
「……ふふ。仰せの通り、私はエヴァの姉、ミランダです。あの子から名前くらいは伝えられていたようですね」
「ああその、友達ですから」
「――そうですか。やはりあなたが、あの子の心の氷を解かす御仁でしたのね」
「心の、氷?」
そこで女性は頭を隠していた衣を取る。炎のようでもあり、穏やかな躍動を感じさせる鮮やかな深紅の髪。顔は似ていないものの、眼も及ばぬほどの佳人には違いない。
「あれ、でも、赤い髪……?」
エヴァンジェリンの髪は雪のような白。この相違には何か意味があるのか。
「はい。いずれ解りますが、この髪と眼の色はオールドレッドの末裔が代々受け継ぐ特徴です。あの子は幼い時分に父親がどこかへ連れ去り、何らかの実験に使われていたと。その時にあのような髪になってしまったようです」
「実験!? なんでそんなことにあのチビっ子が!」
「一〇年前。ユーフォリアとアルテリアの国境近くにあった孤児院が火事で失われたのは、ご存じのことと思います」
どきりとする。それは自分とアンジェリーナがいたところだ。
「その際に用いられた堕天使計画の産物、ラヴィーネ。そしてあの子もまた、同じ計画のもとに生まれ、調整された実験体です」
「何だと!?」
「敵の狙いはあの子です。しかし、あなたがいなければ助けることは出来ない」
見透かしたような言動。これでは予言だ。
「それが〈御使いの眼〉とやらで見た未来なのか?」
「ええ――」
すぅっと眼を細める。双眸が、紅から黄金のそれへと変わる。
「あなたと同じ〈
その後、居間に通されて座るよう促された。
「今、お茶をお出ししますね。こう見えて店を開くくらいには、葉にうるさいものでして」
「さっき、チビっ子が敵に狙われてるって言ってたけど」
「そうです。
「機械仕掛けの神! ラヴィーネも言っていた。それは何なんだ!?」
「一〇〇〇年前に滅んだと言われる神、その〈武〉を司る一部です。途方もない災厄をこの世にもたらし、地獄を具現する災い」
「災い? なんでそんな言い方をする。神、なんじゃないのか? それは」
ゆるゆると首を振る女性。
「あれは人造の神。本物ではありません。だから今、人の意志によって呼び覚まされようとしている。今度は、人の起こす災いとして」
「……チビっ子と別れたのが裏目に出るのかよ」
「あの場ではそうするしかありませんでした。もしもあの子が付いてきていたら、先に命を落としていたのですから」
「その眼が見る未来ってのは、確かなのか?」
「外れたことはありません」
「なら、俺はこれからどうすればいい?」
「それはあなたが自分で考えること。私はただ見守るだけ」
「そんだけ便利な能力なんだから、ちょっとくらい」
「あなたに未来を伝えることで、訪れる未来が変わるのです。不用意に干渉すれば何が起こるのか解りません」
「……なるほど。ならこう聞き直そう。俺がここに来たことに、どんな意味がある?」
待っていた――そう言わんばかりに相好を崩す着物の女性。
「陛下と戦乙女は今、皇宮にいます。ですが明日に控えた建国祭の準備で接触は困難。これはアンセム殿の姦計によるものです」
「そうか、もう明日だったか。じゃあマギーが暗殺されるって話は、その時か?」
「開催宣言の折、陛下の言葉を国民が拝聴します。陛下救出を狙うのなら、その瞬間が望ましいでしょう」
「アンジーは、どう動く?」
「彼女もまた、万民に向けて言葉を発する。それだけで建国祭は無事に開かれ、何事もなく終わると無条件に国民は信用する。それほどに大きな存在ですからね」
国が掲げる
「プロパガンダってことか? あいつ、他人に利用されるのは毛嫌いするのに」
「事が事です。国が迎える一〇〇〇年の節目、これは後世にも記録される重要な歴史の一部。そこに救国の英雄たる戦乙女の末裔が不在では、政府は何をやっているのかと責められる。それに気を使ったのかも知れませんね」
「じゃあ、マギーを助けるには……」
「陛下の前に立つ彼女を、突破する必要があります。あなたと彼女が今までに紡いだ絆の強さが、歴史の転換期となる。あなたは、そのためにここへ導かれた。
歴史が変わる瞬間を、自らの手で切り拓くために」
頭を掻く。そんな大層な役目がどうして自分なのか。
「そんなことを言われても。俺は今まで無我夢中にやってきただけだし。未来がどうこうとか、どうにも実感が湧かないな」
「それでいいのです。あなたがあなたらしく生きること。ただそれだけのために、あの戦乙女はあなたへ尽くしてきた。自らの可能性を閉ざしてまで」
「アンジーは……何故、そうまでして」
どんなことにも才覚を示す世紀の天才。そう謳われることもあるアンジェリーナ。
やりたかったことがあるはずだ。彼女にしか成し遂げられない理想もあったはずだ。だがその一切を投げ捨てて、彼女はたったひとりを選んだ。
「あなたは、もっと自分が愛されていることを自覚すべきですね。家族としてではなく、ひとりの異性、ひとりの女として、彼女を大切にしてあげて下さい」
「それが、あいつを俺から解放してやる手段になるならいいけどさ。
違うんだよ。あいつはもっと自由であるべきだ。俺のためでなく、自分のために生きるべきなんだよ。その気になればもっと大勢の人を救えるはずなんだから。
あいつは、」
「誰のものでもない――その言葉は確かに正しいのかも知れない。でもあなたは自分を軽く見られるように計らうことで、彼女から逃げている。どうしてそこまで怖がるのですか? 傷つくということは、触れることで得られる大切な痛みでもあるのですよ」
「何を言ってるのか解らないな。傷つくことを自分から望むやつはいない」
「あなたは強い人。だからあの子の心の氷も、あの少尉さんの心も救っている」
「救って……?」
「片や孤独な少女。片や軍人の家系に生まれ、軍人としてだけ生きてきた女性。
そのどちらも、あなたのおかげで満たされ、救われています。あなたはそれが出来る人」
「解らない。俺には解らないよ」
「だから、愛に怯えないで――」
怖かった。拒絶されることが。
怖かった。期待に応えられないことが。
誰もが相手に理想を抱く。こうであってほしい、こんな表情をしてほしい。
自分はそれに応えられる自信がなかった。だから、ただ戦う力だけを求めてまっすぐに走ってきた。自分を軽く見られるほうが楽だったから、そうしてきた。こいつはしょうがない。そういうやつだから――そんな言い訳のなかに、逃げていた。
ラヴィーネを倒すことだけを望んで、そのために生きて。
辿り着いた先は空っぽの自分。
もう俺の手には何もない。誰かが手を引いてくれることを待っている。
情けない。だけど俺はもう、人の死を見過ぎている。それに見て見ぬ振りを決め込んで自分だけ幸せに生きるなんて、許されるわけがない。
死者が足元から手を伸ばす感覚がある。
兄さん、姉さん。弟に妹――
「――兄さま」
はっとする。
マーガレット。自分が守ると誓った女性。
「――――」
見慣れた影のカタチ。黄金の光翼。その光が、自分をここまで導く道標だった。
二人分の影が言葉なく問う。あなたはここで終わるのか。
ここで立ち止まるのが、あなたの望んだ結末なのか。
断じて、否。
失ってはいけないものが、まだある。まだ――やるべきことが残っている。
眼が覚める。床の間で横になっていたようだ。今となっては、何の夢を見ていたかも定かではない。
「起きましたか。もう夜が明けますよ」
「……建国祭、か」
アンジェリーナを突破して、マーガレットを助ける。無理難題のような気もするが、どうしてか出来そうな気もするのだ。信頼がものを言うのなら。今まで彼女を大切にしてきた歳月に、悔いも憂いもありはしない。とはいえど、先立つものは必要だ。
「……弾丸が足りない。ミランダさん、このあたりにガンショップは」
「用意しておきました。四五口径の魔装弾、二四発。ローダーもこちらに」
しばし、二の句を忘れた。
旧軍仕様の、今となっては生産ラインも縮小されたもののはずなのに。高名な司祭が洗礼を施した霊的加護、純銀弾頭、特注炸薬というコストパフォーマンスの悪さから脚光を浴びたのはわずかな期間というレアものを、これだけ集められるとはどんな人脈を持っているのか。
「すごいな。どうやって」
「こう見えて顔が利くんですのよ」
あるいはこの未来も視えていたのか――否、女性に邪推などするものではあるまい。
「感謝するよ」
「それとまだ開催宣言には時間がありますので、湯殿へご案内しますわ。その恰好で陛下に拝謁願うのは、些か気遣いというものが足りませんし」
そう言われてみれば、確かに煤汚れが目立つ。逃走戦の名残であちこちに細かい傷もある。
「あ、ああ。助かる」
「ここは私の別邸ですから、ご遠慮なくどうぞ」
「至れり尽くせり、だな。メシなんかも用意されてたり?」
「和食でよろしければ」
肩を竦める。これは敵わない人もいたものだ。頭が上がらなくなってしまう。
窓の向こうに見えた朝日の陽光。雨は止んだようだった。
身を清めた後、支度をして居間に通される。さすがに世話になり過ぎているので、朝食は遠慮しておいた。共鳴弾の効果は既に消えたようだ。エーテル通信も復旧している。
長居は出来ない。
ミランダに頼んでテレビからの情報を確認。ちょうど中継が始まっていた。
「皇宮前にはもうこんなに人が集まってるのか」
元から憩いの場として人の絶えない場所だったが、飛行船からの
「……この人混みでは、陛下に近付くことさえ難しいですね」
「横がダメなら上って思ったけど、飛行船が邪魔をする」
暴徒用に装備を固めた軍の兵隊も、あちこちに配置されているに違いない。
リチャードはゴスペルの弾丸を跳躍に費やしての直上急降下を想定していたが、それも安全とはいい難い。
「狙い撃ちだからな。ゴスペルの防御では良い的にしかならない。
うまく人混みに紛れられれば……いや、悪手だな」
そこで、あっと声をあげるミランダ。
「そうです。それがいいですね!」
「うん? どれ?」
「人混みに紛れる、ですよ。どんなに軍人が多くても、それなら見分けがつきませんし」
「いや、だって探査魔法とかさすがに誤魔化しきれないぞ」
「だから! 変装するんですよ! 変装!」
子供のように眼を輝かせている。
これが軍人たちを一喝して追い払う迫力を放った女性だとは、どうにもちぐはぐな印象を受けるのだった。
表通りの軒先には、赤い提灯が並んでいる。気の早い祭囃子も聞こえた。この東方人街でも建国祭を祝う気風はあるらしい。既に飲んだくれが道端で倒れているあたり、昨夜から夜通しで酒を煽っていたのもいるようだ。
「……なあ、本当にこれで行くのか?」
「ええ! 大丈夫ですよ、堂々としていて下さい。
探査魔法を躱す呪符も内側に張ってありますし、問題ありませんよ」
リチャードは青い着流しだった。
帯は苦しいものの、下に礼装としてのクレリックシャツを身に着けており、カーゴパンツもまたしかり。ジャケットはミランダが折り畳んで風呂敷に包み、持ち歩いている。着物といいお茶といい、包みまで東方ものとは大和かぶれなのか。
それはそうと、息苦しい。それに動きづらい。なにより腰が寂しかった。
ゴスペルを長方形のケースに納めて持ち歩いているのだが、これがまた落ち着かない。
何かあってもすぐに対応することが出来ないというのがこれほど心を騒がせるとは思いもしなかった。
大きな三角巾を頭に巻いて、その頂点が後ろで収まる奇妙な形の帽子。黒髪黒瞳ということもあり、これがリチャードをひとかどの商人のように見せている。
「誰がどう見ても
「……いや、まあ、金は好きだけどさ。こういうことするほどじゃないんだよな」
さすがに靴と眼鏡まで変えるというわけにもいかなかったが、通り過ぎる人々にも不思議と怪しまれない。ことほど左様に変装が上手く決まっている。
「東方人街を出ます。ここからは港湾区を経由して中央区画に入ります、よろしいですか?」
「了解だ。俺が逃げてきたルートとは別の経路を行くんだな。確かに、道中で俺に見覚えのある奴がいるかも知れない。正解だろう」
そのまま港湾区の街道を抜けていくが、途中で造船所を目にする機会があった。
「……なんだ、あれは?」
船、のようであり海に浮かんではいるが、ところどころに魔法の加護を示す紋章が見当たる。それに砲塔が妙な場所についている。特に真横のもの。
海面より下を狙う旋回角度を有する台座を備えている。
言うなれば鋼鉄の要塞。飛行便船など比べ物にならない大きさ、そして武装。
まるで街がひとつ海に浮かんでいるようにさえ錯覚するほどの、度外れた規模。
「あれは空中戦艦です。バハムート級戦闘機動艦、エクスキャリバー。皇族のみが起動出来るという、ユーフォリアの秘密兵器ですね。
今はドッグでメンテ中のようですが、こんなものを用意しなければならないくらいに国家間の緊張は増している、ということです」
「空中、戦艦……」
恐ろしいものがあったものだ。こんなものが空を飛び、都市を攻撃し始めたらそれこそ壊滅的な被害が出るだろう。もし敵に乗っ取られでもすれば、たまったものではない。
「そこで何をしている!」
駆け寄ってきた軍人が二人を呼び止めた。
背筋が冷える。バレたか?
「あわわ、申し訳ありません。何か大きな影が見えたものですから、つい足を向けてしまいました」
「ここは一般人立ち入り禁止だ! 立ち去りなさい!」
すぐに背を向けて足早に去る。どうやらリチャードには気づかなかったようだ。
「……見ましたか? あの兵隊の袖口から銀色の羽根を持った蝶のカフスが覗きました」
「反魔法団体!? こんなところにも!? おい、もしかしてアレに何か細工をしてるんじゃ!」
「今それに関わっている暇があるのですか? あなたには他にやるべきことがあるのですよ」
「そうだけど……」
悔しさに歯噛みする。開催式の時間が迫っている。もうあまり猶予がない。
「放っておくしかありません。今は耐えなさい。あなたには、全てを救うだけの力はない」
未だ霞む左目に手をやり、しばし考える。
ここで騒ぎを起こしては余計な消耗になる上、マーガレットに近付くチャンスを自ら潰すようなもの。加えて古代魔法は一定の権限を持った人間を経由しなければ許可が下されない。
無論、強引に自分の判断で使うことも出来るが、向こう一か月はゴスペルを聖天子に預け、自室謹慎を覚悟しなければならないという規則がある。
にしても、この左目はどうしたことだ。少しずつ見えるようになってはいるが、やはり負荷の大きい魔法に何らかの副作用を起こしているのか。
やりきれなさをどうにか封じ込めて、先を急ぐ。
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