応援コメント

第五十七章 混 迷」への応援コメント

  •  『第五十六章 経過』では、「晴景さまは今のところ、大きな失点をしておらず見定め難いのかもしれない。同じ情報をあたえて戦い方や処理の仕方を見たいと思ってるのか、戦国時代にそんな余裕など無いはずだが。一回の敗戦で命取りになるかもしれない。
     五年前の時点で、主な国人衆で旗幟を鮮明にしていたのは次のとおりだった。」と失敗していないとしているのに、今回は大失敗しているように描写されています。何がなんやらわかりません。


    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    説明不足でした。時系列に言いますと五年前の四月に、為景が現役で
    三分一原の合戦で勝利しました。辛うじて勝った状態なので、負けた相手に何の処分も出来ず、表面上は隠居を条件に戦を終わらせました。本人は自分が後継者を指名したので、政権の安定を誇りたかったのかもしれません。晴景が守護代と成って春日山にはいり政務をとります。守護の上杉定実の権威を復活させ、宥和政策をとることで越後は表面上は安定します。守護に子がいないので伊達家から養子を取ることに手をつけたのは為景。しかし揚北衆の内部分裂で、話しが宙ぶらりんのまま、為景は隠居。晴景は守護の意を受けたのか、自らの意思か、伊達家に使者をおくり、養子の話しを再開します。これが伊達家の父子の争いの種になり、とばっちりが越後まで及んで、平六の乱にくわえて揚北衆の争いにまで発展した。為景は養子の話しはあやふやのまま放置しておきたかったのだと思います。要らぬ事をやったと舌打ちをした。
    もう少し背景をくわしく述べると良かったと反省しています。
    気がついたことが有りましたらご指摘をお願いします。

    編集済