彼女詩を書く

安倍にも負けず 加勢にも負けず


弓削にも那須の梓にも負けぬ


調布とカナダの餅


曲はなく 決して踊らず


石を手塚と放っている


一日にドンマイ4号と基礎と少しの屋台を建て


荒ぶることを気分の惨状に入れず


四駆右利きばかり それはマジです


やたらと待つと話のタネの小さなカナブンを小矢で射て


東に陽気な子供あれば行ってカンチョーしてやり


西に剥かれたバナナあれば行ってその犬の鼻を追い


南にアニソンな人あれば行って強張らなくてもいいといい


北に健太や義雄がいれば捕まらないから舐めろといい


ひねりの土器は諸々あるし


飲茶の茄子はぽろぽろなるし


みんなに三毛のニャーと呼ばれ


ポメラニアンのチェス きゅうりも避けず


そういうものにわたしはなりたい




「なんだこれは?」


「詩を書いてみたの。」


「賢治さんに謝りなさい。」


「誰の事かしら?宮沢さんなんて知らないわ。」


「それは自白と受け取って良いんだな?」


「何の事かしら?」


「もし本当にこういうものになりたいのならかなりヤバい奴だな…。ツッコミ所しかないがあえてツッこまない事にするよ。」


「つまんないの…。」


「それより腹へったな。今日の夕食は何かな?」


「玄米4合と味噌と少しの野菜にしようかしら…。」


「……。それも自白として受け取っておくよ。」


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