第4話 戦闘

「では、いくぞ!光の霊神聖に誓って。

光菊州天岩イクスティング・ロード!」

「霊灰の神に誓って、防御壁ロード・オブ・リングス!」

いや、だいぶ恥ずかしいから、他所でやって………くれないか。

ちなみに、光菊州天岩イクスティング・ロードとか言ってるけど、魔方陣が生成されたり、するわけでなく、本人たちが、空に手を上げているだけである。

あ!ちなみに、光菊州天岩イクスティング・ロードってのは、さっき映画も見て貰った『世界を救え!魔導心眼!』で、主人公である。魔導心眼が使う、イクスティング・ソードの玩具だ。

で、防御壁ロード・オブ・リングスって方は、まあ、手を組んでいるだけである。

まあ、はたからみれば、子供の遊びだ。

「っく!やはり、手強いな……」

「そっちこそ……」

なんか、やべーわ。ものすごく、視線を感じる。

だが、当の本人たちは、きにしていないのか、それとも気づいていないのかそのまま続ける。

「ふ、っっははあ!では、我の最終奥義を出すときがきたようだな!」

「そっちがその気なら、こっちも最終奥義をだす!」

「光霊神 未来帝女王に最終奥義 霊鉄光霊ライディング・レイセン!」

「最終奥義 霊灰敗防リカルド・リザイン!」

リザインって、まさか、リザルトからか?

まあ、それはそうとして、さっきのとなにが変わったのだろうか?

玩具に剣を、手で防いでいるように見える。

でも、というか、やっぱり、当人たちは、なにかが変わっているみたいだ。

「っく!やはり、強いな!」

「そっちこそ!」

はあ、そろそろ潮時かな。

周りに人が集まってきてしまっているし、そんなで俺のことを噂してもらっては困るから、

「はい。そこまで」

ぺち!

「あう!」

「っへ!」

俺に叩かれて出した声が少し可愛いと思った。

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俺の中二病な彼女は可愛い 夏蓮 @ennka

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