03-04:Infomation>MagiSummary
注記 > 03:『四公国』時点での魔法概要
=用語===========================
・
人の内に宿る魔法の根源。魔素を魔力に変換し、ストックする機能がある。
魔核が大きいほどストックできる容量と、変換効率が上がる。
また魔核には得意とする属性が存在する。
・
世界を流れる基本的なエネルギー。
・
魔素を変換した汎化エネルギー。
水力、火力から発生した電気と考えるとわかりやすい。
魔力にした時点で属性が付与される。
・
魔力を練り上げて増幅する基本的な技能。
また流れを整理することでその制度と質を高めることが出来る。
・
発動キーワード。熟練の魔法使いは単一の言葉から複数の結果を導く。
転じて魔法名とも言う。
・
魔力を用いた技能一般を差す。
総体の名前であり、系統毎に呼称が異なる。
・
詠唱を伴う魔法のこと。その外功的な手法。
『導く流れ』『その対象』を宣言し、『魔法名』をトリガーに起動する。
詠唱は補助具か流派の奥義で圧縮、棄却可能。
・
詠唱を伴わない自身に作用する魔法。その内功的アプローチ。
基本は『循環』を突き詰めたもので、身体能力の向上をメインとする。
強化基準は所持する属性により異なる。
・
神々が施した救済にして、7神がそれぞれ定義した特別な魔法
簡単詠唱と魔法名で使用可能な詠唱魔法の例外。
・火:スパーク 火付け
・水:ウォータ ちょっとした水。一日300ml程度
・風:ブリーズ 少し風が吹く。
・土:ディグ 少し穴を掘る。土の操作。かまどになる
・命:ケアー 少しの体調不良を癒やす。気休め程度
・死:キュア 少しの毒を癒やす。体調不良に
・星:ライト 小さな光源を造る。星の光
・
この世界に介在するすべての要素、その基本。
7つの神々に従って7つの属性が存在する。
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・
この世界と状態を異とする別系統の魔法。
『イメージ』を形に発動できるが、その形を造るのが非常に難しい。
そのため術者は明示的にプロセスを定義し、使用しやすくしている。
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・
また汎用的な術のエクセリアワード。
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・
詠唱魔法を主に使うものを指す。
身体魔法はあくまで補助とする者で、系統が多岐にわたる。
・
身体魔法を主に使うものを指す。
またスパーダと呼ばれる武器に魔力を通す魔法も得意とする。
・
詠唱魔法・身体魔法ともに実用レベルで使用可能な超人を示す。
魔法使い、魔法剣士と異なり他人より呼ばれることで有効となる呼称。
・属性呼称
扱える属性に対する呼称。
四方属性すべてを扱うものは『テトラマスター』
双子属性を扱うものは『ルナ・エメリア』
全てに適正を持つものは『エレメンタラー』となる。
・
魔石や魔晶、魔鉄を用いた魔法の道具。
燃料は魔石に依存する。
金属系による道具はドワーフが、魔晶による道具はエルフが強い。
魔道具の回路を『
・
特に魔法を補助する武器。
主に詠唱魔法で用いるものはワンドやスティックと言う。
主に身体魔法で用いるものは魔剣や魔弓と証する。
・
補助具に付与する機能の許容枠。メモリーに相当する機能枠。
・
機能枠に入れ込む機能そのもの。
魔法を補助する式や、術そのものを定義する。
・
機能枠に入れ込む機能でも、魔法そのものを付与する場合を指す。
=詠唱魔法=========================
・なし
=身体魔法=========================
・〘マギノ・マティカ〙
所謂魔眼の再現。目に魔力を集中するための特殊技能。
錬金魔法とも言われる。
・〘フィジカルブースト〙
身体強化の最も基本的な形体。属性により強化項目が変更される。
・〘エル・フィジカルブースト〙
風属性の身体強化。消音性及び高速移動を可能とする。
反面膂力は低め。
・〘スパーダ〙
身体強化に用いた練魔力を武器に伝播。その効果を飛躍的に高める。
なお生半可な武器ではその魔力圧に耐えきらないため、武器を選ぶ必殺剣。
属性により特性が変化する。
・〘エル・スパーダ〙
風属性の〘スパーダ〙。一刀により巻き起こる風の刃を精製する。
ウィンドブレードと同じ効果を発揮するが、その本質は不可視の刃そのものにある。
・〘トレア・スパーダ〙
星属性の〘スパーダ〙。切断力を高めるだけではなく、切断という概念を発生させる。
これに伴い同じスパーダ以外ではほぼ防ぐことが出来ない割断剣となる。
=心象魔法=========================
・
〘フィジカルブースト〙の模倣。
偽装詠唱は『なし』。
初期では関節動作にのみ強化が施されたが、後に改善。
・
魔法の水を生成する。この水は自身で飲むことが出来ない。
偽装詠唱は『なし』。
この魔法による水を散布すると、アムル・ノワーレという珍味の茸が急成長する。
・
風と重力を制御することによって浮かぶ。
偽装詠唱は『未確定』。
ただ推力が無いため注意が必要。
・
ねじれた造形の槍で、衝突した対象を螺旋でえぐり貫く。
偽装詠唱は『未確定』。
初出時点では『投擲』が必要だったが、飛翔体として設定することで遠隔攻撃手段として確立する。
・
LEDのような光源を作成する。光源は小指の先からこぶし大まで操作可能。
偽装詠唱は『なし』。
また光の指向性を調整可能。
・
100m上空から見下げる視点を得る。角度のみ変更可能。
偽装詠唱は『なし』。
魔法的な影響以外で破壊できないが、『見ている』という事実は発生してしまう。
・
ちょっとしたポシェット程度の収納を得る。
偽装詠唱は『なし』。
ジッパーを開くように空間を滑らせる必要がある。
・
声の魔法。衝撃を重層化してぶつける。
偽装詠唱は『なし』。
相手は吹っ飛ぶが、本気を出すと振動で物質が崩れる。
感情に起因して自動発生してしまう心象魔法。
・
自身とのコネクションを探る魔法。
偽装詠唱は『未確定』。
術者と友人関係にある場合、それを糸として視覚化して辿ることができる。
・
自分に従う式神の作成を行う。
偽装詠唱は『なし』。
現時点での式神は3~4日程度のリソース供給を受けない場合沈黙する。
長く利用した【式神】は自我を持つため注意が必要。
特に誰かのために仕えた場合、術者よりその誰かを優先して殉ずる事すらあるのだから。
・
衝撃属性の魔法。水球を3つ生成し、それがショットシェルとなる。
偽装詠唱は『未確定』。
初期状態では水玉3つを生成後射撃であったが、後にボトルタンク形式に変更。
有効射程10m。
・
スタンガン+突き飛ばしの魔法。水に対して感電する。
偽装詠唱は『未確定』。
ステラの流水等、魔法で作成した水を経由する場合威力が向上する。
雷撃自体扱うものが稀有であるため、使用には最新の注意が必要。
・
応急処置とは名ばかりに、対象を『健康』な状態にシフトさせる。
偽装詠唱は『未確定』。
ただし外面的に見えているものにのみ影響し、内面的な怪我には効果を及ぼさない。
治療に関する魔法は本来七栄教団の神官が使うような奇跡。
・
歌に気分を乗せる無意識的な
偽装詠唱は歌唱そのものが詠唱となる。
楽しい気持ちを周囲に伝えることで、対象の士気を向上する。
ただし込める気持ちにより偏向するため意図的に効果を導くことは出来ない。
・
対象の『汚れ』を綺麗にする。
偽装詠唱は『未確定』。
神道的な『清める』概念を持つため、想定したよごれ以外にもけがれを浄化する機能がある。
・
対象に術者の名のもとに加護を与える。
偽装詠唱は『汝我がトモガラ。汝彼がハラカラ。汝、○○の行く末に、――』
そのものは幸運に恵まれ、また運気が格段に良くなる。
ただしその場で足を止め、下を向くものには効果が現れない。
・
反響に依る周囲の測定を行うアクティブソナー。
偽装詠唱は『なし』。
発信点より100メートル四方、視線が通る範囲オブジェクトをはっきり検出する。
また物体の存在のみであれば300メートル四方をカバーする。
要グラジオラス または ロスラトゥム。
・
視界に作用する真実を露わにする看破魔法。
偽装詠唱は『幽世に 映せよ真 我が瞳』
瞳は古来『カカメ』と呼ばれ、鏡の由来となったという。
映されし真はその者の有り様を映し出す。
なお人くくkのm##;4ao8tuq]-@/0@ももも■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
<<FirstException:CanNotAccessToActiveWord 致命的なエラーが発生しました。システム管理者へ問い合わせてください。>>
・
音の振動を反振動で打ち消す壁を生成する。
偽装詠唱は『
ただし【大喝】ほどの領域の音は相殺できない。
また之自体は『物理的壁』でない点に注意。
・
光の波長を阻害し、通過させないようにする。
偽装詠唱は『
ただし大出力、ないし複雑すぎる波長には対応できない。
また之自体は『物理的壁』でない点に注意。
・
心象領域上に展開した鏡像の攻性結界。
偽装詠唱は『延々と 護れ鏡よ 彼のココロ』。
望まぬ契約を砕き、反抗する為のカウンターフィールド『
またそのステータスは像となる対象の影に依存し、抵抗力も人により効果が異なる欠点がある。
・
外傷だけではなく、内的な裂傷等怪我の治療を行う。
偽装詠唱は『未確定』
無意識的に行った初の連鎖心象魔法。
また酷使した筋繊維を修復したり、乳酸を解きほぐすなどコンディション調整にも使える。
なお余りの痛さに咄嗟に命名してしまったため、生活魔法と似た発音の別魔法扱いということになっている。
具体的には『キュア』と『キュアー』ぐらい違う。
・
魔法による盾、その基本となる形態。
偽装詠唱は『未確定』
大型の長方盾であり、射撃用の丸いスリットがある。
・
炎の矢を射出する〘ファイアアロー〙の偽装。螺旋する炎。
偽装詠唱は『未確定』。
着弾時傷口を刳り焼く効果がある。
また炎そのものであり着弾地点への着火が可能。
・
偽装詠唱は『未確定』。
『
この場合集弾性を操作可能。
・
風の刃を射出する。〘ウィンドブレード〙の偽装。切断する風。
偽装詠唱は『未確定』。
単純な切断というだけではなく、刮ぎ進む効果がある。
また風は血糊で錆びることはないため、その形が崩れるまで切れ味を損なうことがない。
ロスラトゥムから起動した場合、射程の代わりに射出角を調整できる。
グラジオラスから起動した場合、射出角が固定される代わりに切断力が増す。
・
【風の刃】《うぃんど・ぶれーど》を3つ連続射出する。
偽装詠唱は『なし』。
『
この場合、刃の角度を操作可能。
・
軸となるものに併せて刀身を作り出す。
偽装詠唱は『未確定』。
液体である水は即ち流体であり、常に刃を引く状態である。
その水圧が許す限りの物体は滑り切る事が可能。
・
軸となるものに併せて刀身を作り出す。
偽装詠唱は『未確定』。
個体である石は即ち剛体であり、刃の欠損の無い理想である。
その堅牢が許す限りの物体は押し切る事が可能。
・
石の礫を射出する〘ストーンアロー〙の偽装。穿きの岩。
偽装詠唱は『なし』。
着弾時傷口を潜り進む効果がある。
単純な物理特性を持ち、矢の中では最も射程が長い。
・
水の礫を射出する〘ウォーターペブル〙の偽装。衝撃の水。
偽装詠唱は『なし』。
着弾時衝撃を余すところなく対象に叩き込む。所謂遠隔浸透勁に近い。
不定形の水を射出する関係上、矢系の中で最も射程が短い。
殺傷能力を持つ【水障】。
・
猫との対話を可能とする特殊魔法。
偽装詠唱は『未確定』。
頭部に頭髪を基体とした魔法による感覚器を生成する。
これにより猫に限定して意思疎通を可能とする。
また副次機能として聴覚に補正を得る。
なお神経は通っていないが、感情に呼応して揺れ動く機能が備わる。
・
言葉を力に変える心象魔法の真髄にして原始的な魔法。
偽装詠唱は『なし』。
詠唱その魔法であり、己以外の何かにアクセスするための基底魔法。
・
宣言する言葉を用いて対象に干渉する原始的な魔法。
偽装詠唱は『なし』。
言祝ぎの概念を用い、対象の心に行動を囁く。
対象との意志による判定に成功した時、宣言どおりの効果を対象に与える。
ただしその解釈は相手に依存するため、期待通りの効果を得るためには注意が必要。
命令フレーズが短いほど協力な効果を齎す。
・
宣言する言葉を用いて対象との簡易契約を行う原始的な魔法。
偽装詠唱は『なし』。
約定を述べた後それを認め、最後に相違ない誓いを確認することで起動する。
これを最終的に破った場合、小さな不幸が対象に降りかかる。
ただし謝罪、或いは大体要素を用意し、術者が認めるなら術は解除される。
課す代償を用意することで、強力な加護を付与することが可能。
・
秘密収納の拡張機能。所謂アイテムストレージに相当する特殊魔法。
偽装詠唱は『なし』。
要グラジオラス。
心象魔法上、初の補助具を必須とする魔法。
内部格納した物質は時間経過を伴わないが、格納したものは覚えておく必要がある。
・
朝日が登る時、草木に付く小さな朝露を集めて飲料可能な水を精製する。
偽装詠唱は『なし』。
時間帯限定:朝。
領域限定:自然界/森。
空気中の水分を集積して水を精製する。
周辺の湿度が高いほど集積率は高まるが、乾燥地帯ではほとんど効果を表さない。
また集積時に空気の流動が発生し、閉所で利用すると知覚可能な風の流れが発生する。
・
周辺の土壌から簡易的な道具を作成する。練度に応じて精度・耐久性が上昇。
偽装詠唱は『なし』。
地面から土を取り出し、それを圧縮、或いは変性させた道具を造る。
例えばちょっとした土鍋や茶碗などを咄嗟に作成可能。
ただし確りとした炉で焼いた焼き物には遠く及ばない。
作成した道具は
・
身体を浮かせて飛翔する。
偽装詠唱は『未確定』。
【浮遊】を【微風】で制御した高速移動法。同時に風の膜を張る必要がある。
巡航速度は時速80~120km程。
現在地点の風向や風力に依存して速度は変化する。
・
現界に並列する魔核を抽象化する
詠唱を必須とする。
自分以外の対象を引きずり込む場合、制御アンカーを指定する必要があるため制御難易度が上昇。
該当領域にアクセスした後、魔核への直接干渉が可能となる。
ただし物質界から無理やり侵入しているため、術者への負担及び負荷が非常に高い。
詠唱は以下の通り。
=====
永遠より後の満月に 満ちるは語れぬ
騒ぎ果より此へ至り 謡うは朝日の沈む音
汝祈るは悠久なれど 以て在り得るはずもなし
始原より前の新月に 欠けるは謂れぬ
奏で先より此へ至り 謡うは夕日の昇る声
汝願うは刹那なれど 以て知り得るはずもなし
祈れ願えどその
隠し晦ます秘密さえ 裏の鏡のそのまた奥に
詳らかとなれ
開け境界 我[術者名]の名の下に
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