第6話 村へ出発?

「よーし!それじゃあ村へしゅっぱーつ!」昼食を食べ終えたマーガレットとアクアは村へ行こうとした。

「待ってくださーい!」そこにアメーリエが来た。

「どうしたんですか?」アクアは不思議そうに訪ねた。けど

「あ...」アクアは何かを察したようだ。

「お姉様、人見知りの僕達がいきなり村へ行っては倒れるだけです。なのでアメーリエさんを連れて行きましょう。そうすればアメーリエさんが、色々と教えてくれるのでは?」アクアはマーガレットとアメーリエを交互に見た。

「.....そうね。じゃあアメーリエを連れて行きましょう。」マーガレットは納得したようだ。

「けどどうやって連れて行くんですか?」アクアはまさかと思い聞いてみた。

「うーん?かついで?かな?」

(やっぱりその方法で行くのですか...)アクアはそう思った。

「お姉様、魔力が少ないのに魔術が使えないアメーリエさんをかつぐのですか?」

「ええ、そうよ。」マーガレットは普通に言った

「はぁ...」アクアはため息しかつかない

「何か問題でもあるの?」マーガレットは分かってないようだ。

「魔力をものすごく消費するんですよ、魔術が使えない人と移動するのは。危険なのでやっていないのですが」アクアは説明する。

「それでは私が魔術を使えれば問題ないのですね?」アメーリエが質問する。

「魔力回復は普通の人にも効きますか?」

「おそらく」アクアは悪い予感しかしなかった。

「それじゃあアクア、アメーリエに魔力を増加して。」マーガレットはアクアに命令するように言った。

「はい...」

キュウィーン!

青い光がアメーリエの体を包んだ。

「はい、出来ました。」

「よし!それじゃあ村へ行こう!アクア、ありがとう」マーガレットはアクアの頭をなでた。アクアは少し嬉しそう。

「それじゃあ、しゅっぱーつ!」マーガレットはアメーリエをおぶって空を飛んだ。そのあとに続いてアクアも飛ぶ。

「アクア、きちんと魔力、回復してね!」マーガレットはアクアに向かってウインクした。

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