第4話 2年後のある日
それから2年後・・・
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この間に何が起こったかと言うとメイドが14人くらい増え、魔法が完璧に使えるようになった。教師をやとっても魔術は教わらなかったのでマーガレットとアクアだけで研究施設を造り、二人で魔術の研究をした。この2年間はずっと二人研究施設にこもって魔法の実験をした。あの人物像に書かれた人達から自分達は魔法が使えると教わり、基本の魔法は使えるのだ。(この毎日なので省きました。いつかこの2年間の間に起こった出来事を伝える章を書きます。)
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ある日、
「ねぇ、あの人達探してみない?」マーガレットが突然そんな事を言ってきた。
「どうしたんです?急にそんな事」アクアは戸惑っていた
「じゃあ何の為に私達は魔術を勉強してきたの?」マーガレットの目はきらめいていた。
「それは...」アクアはこうなってしまったお姉様は止められないので諦めた。
「あの人を探すためでしょ?」マーガレットは強引に理由を付ける
(そ、そうだったんですか!?)アクアは口に出さないがそう思った。 だが...
「えぇ、そうよ」マーガレットはアクアの心の声が聞こえていた。
「.....お姉様...それを使う時は言ってください。」アクアは呆れた表情で言う。魔術の他にマーガレットには心を読む能力がある。この能力は魔術の研究をしている時、使いこなせるようになった。二人は心が読める能力を"さとり能力"と読んでいる。人見知りだから人前では使えないので意味がない。
「それで、どうやって探すんですか?」アクアはため息をついた。
「もちろん私のさとり能力で!」マーガレットは目をキラキラ輝かせた。
「お姉様の能力、人前では発揮できませんよ?」アクアはマーガレットのこの性格が一番嫌いだ。
「!!!」
「それを言わないで〜!」どうやら分かっていたらしい。
そこへアメーリエが、
「マーガレット様、アクア様、昼食のご用意が出来ました。」と言いリビングへ帰って行った。
「続きは昼食を食べてからにしましょ」そう言ってマーガレットとアクアは屋根裏部屋の秘密基地から出た。
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