第3話 夢の中の人

「その方が.....アクア様!?」アメーリエは物凄く驚いた

「あなたなぜそんなに驚いているの?ちょっと失礼よ?」マーガレットは少し怒っている。

「あ、あぁ、すいません。この紙に書いている人物像と全く違っていて.....」アメーリエはマーガレットにその紙を渡した。そこにはマーガレットとアクアとは別人の人物像が書かれていた。

「だ、誰なの?これ書いた人」マーガレットは呆れていた。だが、

「あれ?お姉様、この人達見た事があります。」アクアはマーガレットが普通に話していたのでアクアも普通に話せるようになった。

「あ!本当だ!何か最近見たような...けど昔にしか見てないような...」マーガレットとアクアはしばらくその人物像とにらめっこをしていた。

「あ!!!!」アクアとマーガレットは二人そろって勢いよく紙を指さして大声をあげた。

「この人達!私達(僕達)をここまで育ててくれた人だわ!(です!)」二人はシンクロした。そしてアメーリエもご主人様の知り合いと知り驚いた。

「ところで...お姉様、この人誰です?」アクアはマーガレットにアメーリエを指さし、聞いた。

「忘れてた!この人は今日から私達のお世話をしてくれる使用人のアメーリエ ・ミュラーランセさんよ」とマーガレットは丁寧に説明した。

「私、アメーリエ・ミュラーランセと言います。」アメーリエはアクアにも名詞を渡した。

「あ、そうなんですか。これからよろしくお願いします。僕、人見知りなので先程、失礼な事をしてしまい申し訳ありません」アクアも丁寧に謝罪した。

アメーリエは驚いていた。なぜなら8歳でこの礼儀正しくて物知りなのだから。そしてアメーリエはこの二人をこんなに育てあげた紙に書いている人物像の人達に会いたくなった。

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