第2話 マーガレットとメイド
「はーい...」マーガレットが恐る恐る扉を開けるとそこには美人なお姉さんが立っていました。
「あの、こちらクイネルブロッサ様のご自宅(屋敷)で合っていますか?」そのお姉さんは紙とマーガレットを交互に見ている。
「はい。そうです...」マーガレットは少し小さな声で答えた。
「あ、あの、あなたは?」このお姉さんはなにかに対し疑問をいだいている。
「私.....は...この...屋敷の.....当主...の.........マーガレット....クイ、ネル.....ブロッサ.......です。」人見知りのマーガレットには自己紹介が一番苦手、だから物凄く間が空いている。
「あなたが..............マーガレット様!?」結構このお姉さんは驚いている。
「あの...何の.....ご要件.....ですか?」
「私、こういうもので...」このお姉さんから名詞を渡されそれを見てみる。そこに書いてあったのは、『使用人をあなたの元へ メイド屋、COSMOS 使用人の"アメーリエ ・ミュラーランセ"』と書かれている。
「アメーリエ...さん?」マーガレットは名前が分かれば普通に話せる。
「はい。...今日からここでメイドとして働かせて貰えると聞いたのですが?」この人はアメーリエと言うらしい。
「そうだったんですか。私の名前はマーガレットと言います。私がこの屋敷の当主です。」そう言ってマーガレットはお辞儀をするとアメーリエに屋敷を案内した。
「さきほど驚いていましたがその紙に何が書いてあるのかしら?」マーガレットは物凄く好奇心あふれる目でアメーリエを見つめる。
アメーリエはちょっと困った顔をしていた。そこにアクアが降りて来た。
「お姉様、まだ.....です.....か?」
「その.......方...........は?」アクアは物凄く人見知り。危うく倒れそうになった。
「アクア!ダメじゃない知らない人を見たら」マーガレットはアクアを支えて言った。
「あの.....その方は?」アメーリエは物凄く驚いていた。
「私の弟のアクアよ!」マーガレットは自慢げに言った。
「この方が.......アクア様!?」
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