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2019年12月18日 22:29
ここまで読ませていただきました。まず第三者の口述式文章がとても印象的で、文豪っぽいしっとりした感じよりも、どこか知らない世界の道端で聞かせてもらった昔話のような気取らない親近感や、幻想的な雰囲気が好きです。また、最後の3文は、読むか読まないかで作品の印象や感じ方が大きく違ってくるのではないかと思うくらい重要な役割を果たしているようでゾッとしました。この話を聞かせてくれた語り部は果たして、人魚の夫婦に関係しているのか、それとも……最後の最後で全てをさらっていく形式には、毎度あっと驚かされます。
ここまで読ませていただきました。
まず第三者の口述式文章がとても印象的で、文豪っぽいしっとりした感じよりも、どこか知らない世界の道端で聞かせてもらった昔話のような気取らない親近感や、幻想的な雰囲気が好きです。
また、最後の3文は、読むか読まないかで作品の印象や感じ方が大きく違ってくるのではないかと思うくらい重要な役割を果たしているようでゾッとしました。この話を聞かせてくれた語り部は果たして、人魚の夫婦に関係しているのか、それとも……
最後の最後で全てをさらっていく形式には、毎度あっと驚かされます。