悲しいけれど、心に響く作品でした。
手紙を受け取ったグヴェンドリンはどんな気持ちだったのでしょうね……。
悲しい……だけではなく、とても複数な気持ちになったのではないかと思います。
いや、とにかく悲しかったのかも……どっちかな? 想像が膨らみます。
手紙を書いた彼女は赦されざる事をしたのかも知れませんが、二人を救ったのですから、地獄などには落ちないと思いたいですね。
知恵袋の方も読みたいのですが💧
残念ながら、まだまだ、読めません(本当に残念💧)
体調不良で、読むペースがダウンしてますが、また、読みに来ます。拝読させて頂きますm(_ _)m
作者からの返信
森園珠子さん、ご高覧&コメントありがとうございます(*^▽^*)
この話を書いてからもう何年たった今でも、こうして見出してくれる方がいるということがとても嬉しくて、心にじんわりと染み渡ります。
物書きならば一度は挑戦したくなる書簡形式のお話。それに、子供の頃好きだった赤毛の〇ンのア〇とダイ〇ナ(全然伏字になってないですね!)みたいな関係を目指して書いたはずの話が、長い話では全くないのになぜかこのような結果を迎えてしまったのはなぜなのだろう……。と当時も自問したものですが、でもそのまま投稿したのは、我ながらストーリーを好きになったからです。私は人知れずひっそりと秘密にしなくてはならない恋に悶える女子が好きなので。
手紙を受け取ったグウェンドリンは、最初は驚くでしょう。自分は純粋に友人として好きだった手紙の書き手に、複雑な――もしかしたら、裏切られたような気持ちになるかもしれません。だけど、グウェンドリンが手紙の書き手のことを嫌いになることは決してない。複雑な気持ちと悲しみを抱えながら、夫の命日には彼女のためにも祈るのだと思います。
何だか急に秋になりつつある今日この頃ですから、御身体を大切になさってくださいね。知恵袋は時々、繊細な方にはショックが大きいことを書いてるので、完全復活されてからお読みください(笑)
レビューだと上手くまとめられそうにないので、こちらへ……(^_^;)
許されざる想いだろうと、彼女の愛は本物だと思いますよ。
グウェンドリンだけでなく、アンジェリカも救ったのですから。
最期まで愛しいひとを気遣う気持ちに、涙です(T_T)
作者からの返信
ご高覧とコメント、そしてお星さまありがとうございます(*^^*)
手紙の書き手の愛が本物、と言って頂けて幸せです。
私個人は愛には様々な形があり、その中には無論同性間の愛も含まれると思っているのですが、イメージする時代や文化、何より書き手が正しいと認識する倫理観では許されない愛だったのです。
自分の心を押し殺し続けた書き手ですが、その想い故に愛する者たちを救えたのですから、幸せな人生だった。書き手はどんなに自分を責めても、彼女に恋したことを後悔はしませんでした。
許されざる純愛を見届けて下さり、感謝の涙が止まりません。
編集済
ずーっと気になっていたので読ませていただいたのですが、最高で、ぐおおおとなりました。゚(゚∩︎´`∩゚︎)゚。
「わたし」、いい人すぎませんか!?最愛の人が兄に奪われても我慢して、キューピッド役までして……。たぶん設定時代的にそうすることはできなかったかもしれませんが、距離を置くことができないままグウェンドリン夫婦に優しく接し続けて。
グウェンドリンは逆に、なんというか、シンデレラストーリーすぎて魔性を感じます……わたしはグウェンドリンに徹底的に振り回される人生だったのかなぁ(*・ω・)…
でもたぶん、「わたし」、村では英雄になっていると思います。この手紙さえなければ。ひどい地主に、義姉を守ろうと一矢報いた女性なのですから、あっぱれと言われているでしょう。グウェンドリンからも感謝されてるでしょうね。でも、グウェンドリンがこの手紙を読んだ時の反応が怖いですね。良い反応であること、「わたし」の愛情がグウェンドリンに通じることを願っています(`・ω・´)
作者からの返信
えへへへへへへ、ずっと気にしていただき、そしてご高覧いただきありがとうございます(*^▽^*)
この話を書いたのは、もう何年前になるでしょう。どれくらい活動していたかも忘れたなろう時代(そんな頃もあったのです)に書いた話ですので、実はめちゃくちゃ初期の頃の話なのは確かです。そして、思い入れもめちゃくちゃあります。
一応ですが、「わたし」とグウェンドリンの表面上の関係は〇毛のアンの、アンとダイアナのような感じをイメージしております。「わたし」が赤毛なのもそのイメージからですね。しかし、書いているうちに「わたし」はアンとは正反対の性質になっていきました。でも、「わたし」自身は自分を欲深い存在だと自嘲しているけれど、確かにめちゃくちゃ献身的でもありますよね。
こはるさんのおっしゃるとおり、「わたし」は時代背景もあってこんな形でしか自分の想いを打ち明けられませんでした。でも実は、文中で「わたし」は一言も触れないけれど、「わたし」が手紙を書いたのは最愛のグウェンドリンに少しでも楽になってほしいからでもあるのです。自分のせいで親友であり義理の妹である「わたし」が罪を犯してしまった、と涙に暮れているはずのグウェンドリンのために。グウェンドリンがいっそ自分を軽蔑してくれれば、これからは自分のために泣くこともないだろう、と(´;ω;`)
しかしグウェンドリンは、「わたし」が秘め隠そうとした想いを見抜けない存在ではありません。だからグウェンドリンは、「わたし」の愛の全てを受け入れることはできなくとも、「わたし」を友人として愛し、悼み続けます。そうして、周囲の力を借りつつ娘とともに強く生きていくのです!!!