貴女へ伝えたいモノ

誰よりも“臆病者”な僕が


“愛したい”、“愛されたい”と願うのは君だけで


言葉にしようとして失敗して君を傷付けて


笑ってる君を見るのが好きなのに


僕は君を泣かせてしかいない


こんな僕が側に居て良いのかと思うけど


君は優しいからこう言うんだろう


“君じゃない誰かなんて”って


傷付けてしかいない僕が側に居ても


笑う事なんか出来ないだろうに


それなのに君の隣に居て良いのですか?


僕より遥かに傷付きやすい君の側に


“死にたがり”の称号が似合いそうな僕が居て


“偽善者”のような僕が君に笑いかけて


嘘つき道化師”の如き僕が君に言葉を与えて


僕の一挙一動に君は傷付くのに


側に居ても良いのかな?


僕なら幾らでも傷付いて良いのに


傷付くのはいつも君で


こんな僕じゃ、君には必要とされないだろう


そんな風に考えて独り泣きそうになって


けど心配させたくないから笑って


・・・・・・


頭の中がぐしゃぐしゃして上手く言えないけど


これだけは言いたい


どうか君に届きますように









貴女の隣で月を眺めても良いですか?僕は君と一緒に生きたい。

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空欄の隙間と闇の底 壱闇 噤 @Mikuni_Arisuin

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