第24話 シリコンバレーの恐怖。
「どうやら私達はAIロボットに監視されているようだな。」
「あぁ、そうだな。
「うん、
「そうだよ。私の友達も『マジカルガールパッチ』によって殺されたからレイスブック社を潰さなきゃと思ったからな。」
「うん。」
私と
「そうだな。だからこそ、シリコンバレーを支配するAIを破壊しようね。」
「あぁ。私もそれに同感だ。
「
しかし、レイスブック社に到着する前に感謝するのは早計だと私は薄々、感じた。
「でも、
「あぁ、そうだな。ここで感謝するよりも先にレイスブック社を見つけんとな。」
「
「了解。」
「
「了解。
「
「あぁ、私もレイスブック社を終わらせない事に事が収まらないからな。」
彼女達や私は女性を冒涜するレイスブック社に抗うのも至極当然と言える。
一方で、それに気づかず
確かに時彦さんはこの体内チップの製造に大きく関わっていたのは間違いない。
しかし、それを悪用したのは紛れもなくレイスブック社、特にCEOであるザッカ―・クック氏が商品化し、役員用の体内チップ『プロビデンスの王』を使用してレイスブック社の役員も命を落とした事も少なくないなら彼も結局はザッカ-・クック氏やレイスブック社の株主の奴隷かもしれない。
だから私達3人でレイスブック米本社に突入するしかないと感じた。
「
「うん、そうだね。
「そうだな。
私達3人はレイスブック米本社に突入する準備をしながらもこれから監視ロボットが大量に襲撃するだろうと感じながらこの町がAIによる監視が酷いと肌で感じ取れた。
「行くよ。『グロム』。」
「『スニェグ』。私の氷でAIを潰してくれ。」
「『ズェムレットリャセニーエ』。この地震でこの監視ロボットを全て破壊する。」
私達はこの街を牛耳るAI監視ロボットを破壊し、この街の異様な光景に疑問を感じつつも企業団地へと進んでいった。
「I
「
何、このAIロボット。
まるで女性を蔑視しているかのような恐ろしいAI監視ロボットなのが凄く嫌だな。
しかし、このAI監視ロボットがどれだけ危険なロボットなのが分かってきた。
「
可笑し気なAIロボットが私達の身体や精神を追い込んでいるならここで死んだら世界中の女の子を救えなくなるから私はここで抵抗する事にした。
「行ける?
「あぁ、私は行けるぞ。」
「当然、私もいけるぞ。」
大丈夫だね。
どうせAIロボットは白人男性でなければ容赦なく殴るなら、私達はその事を知れば容赦せずに攻撃できるからな。
私はそう思いながらただ、ひたすらレイスブック米本土のある方向まで進むしかないと思った。
*******
そして、レイスブック米本社に到着した私達は…、
「ここがレイスブック米本社なのか?」
「
「
いよいよ、CEOのいる部屋の居場所まで時彦さんが丁寧に語った事を思い出しながらこれから私達はレイスブック米本社に突入する覚悟をした。
「行こうか。」
「あぁ、そうだな。」
「貴様達がこの調子なら私もたまげたもんだな。」
「ふふっ。
「
「うん。」
私と
しかし社員は私達のことを気にしていない。
恐らく、ザッカー・クック氏が私達をお出迎えしているのだから私達はこれから彼との戦いだけに専念する必要があると感じた。
…彼は恐らく、私達との戦いを決意しているだろう。
そして、ある部屋にAI監視ロボットに誘われ私達は地下とは反対の3階の部屋に誘われるように移動された。
そしてその部屋の入った後、鍵が閉じられ、私達は閉じ込められた。
そして、密室になった状態で突如、スクリーンが降りた。
「いよいよだな。」
私はそう思いながら、これが最後の戦いの始まりだと感じた。
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