第18話 香港の生物兵器。
私達はロシアのシェレメーチェボ空港から香港の
「
「あぁ、大丈夫だ。まさか香港が英米の影響のある土地とは思わなかったからな。」
「ありがとう。でも、これから香港で戦いが始まれば彼らの事だから本気で私達のことを殺すかもしれないよ。」
「で、
「そうだよ。
「
「
「分かった。
私はこの飛行機にも『レイスブック社』の関係者が搭乗している可能性を考慮しつつ、彼らに見つからない様、これから香港へ向かった。
*******
そして、
香港の地下鉄はロシアのモスクワ地下鉄より利用者が少ないものの、利用者はベルリンやロンドン多いから混雑している事には変わりない。
又、地下鉄の外観は綺麗な反面、没個性的な雰囲気さえ、醸し出していた事から、やはりモスクワと比べてあまり斬新性というものは存在しなかった。
しかし、地下鉄運賃は日本や欧州より安く、距離別での距離も長い点は庶民の乗り物という意識がしっかりしている事はありがたかった。
**********
それから
「確か、『レイスブック』中国本社は駅の北口側だったような気がする…。」
「
と
その時…、
ドドーン。
「何。今の爆発。」
香港駅の南口側で謎の爆発音を完治した私達は、レイスブック中国本社を探すのは後回しにして、これから爆発現場の起きたビルに向かって走って行った。
「流石、『レイスブック社』製の特性μチップ。これを使えば、私はこの町を一瞬で殲滅できそうだ。」
「待てよ。」
「何、私の邪魔をしているのよ~。」
「貴様達、レイスブック社の関係者は本当に外道ばかりだな。」
「何を言っているの。私達『レイスブック社』の目的は女性の身体を標本にして身体遊びとして永遠に遺体を残し、人口減少をスムーズに進めさせる事なの。」
「何だと~。」
私の名前は
当然、私も『マジカルガールパッチ』を搭載されたが、その意思で無事に破壊できた。
そして、このレイスブック社を破壊する為に動いたんだ。
「おい。貴様達。レイスブック社はどうしてそんなに女の子の身体を欲しがるんだよ。」
「ほう、私の名前は言えないが、私はレイスブック社の指名で動いて居るだけ…。よって、貴様の身体さえ、残せばそれで良いだけだよ。」
「人の身体を利用してそんな事をするなんてとんだ外道だな…。」
「ふっ。それは君がどんな反応するか私には良く解らないな。でも、君はここで死んでもらうから…。覚悟してね。」
「ふざけるな。このレイスブック社の屑が…。」
私はこの男が非常に気分悪かったせいかこの男は絶対に殺したかった。
「だが、君の相手は私ではない。このキメラと闘ってもらう。」
「何だと…。貴様は逃げる気なのか?」
私は一瞬でこの男を許さないと感じた。
ただ、彼がキメラが出してくると思うと凄く危ない雰囲氣を醸し出していると私は感じた。
「ほら、あの女の頭を餌にしちゃいないさい。」
「めぇ~。」
私はこの男よりあのキメラの方が極めて危険な生物だと実感した。
あのヤギみたいなキメラは何か危ない匂いがするから…。
*********
「待って。」
「貴様達、何でこんな危険な場所にいる。」
「大丈夫だよ。私は体内チップ破壊医師の
「
「分かった。レイスブック中国本社には私だけが入れば良いのだね。よし。なら、終わったら私の処に皆と共に来てくれよね。」
「あぁ、当然だ。」
「
「凄い。貴様は凄く綺麗な目をしている。だから私もキメラを倒したら貴様のところへ絶対に来るからな。」
「うん。ありがとう。あんたもこれから、よろしくな。」
「分かった。そして、私の名前は、
「
私はこれでレイスブック中国本社に突入する決意をした。
だから…、
「
私はその覚悟と共に『グロム』の能力で私は山羊イカ型巨大キメラを通り抜けこのままレイスブック中国本社に突入する準備を整えた。
そして、レイスブック中国本土の前に到着した私は、これからレイスブック社は討伐を1人で行おうと決意した。
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