第16話 武器商人『镡涌康(シン・ヨンメイ)』。
「少梅。
「勿論、あまりにも売れなかったからただで販売していたよ。私と林美の2人を除き、買っている人は凄く少なかったよ。」
「ただで販売知っている事は、普通に考えても怪しいよ。
「
つまり、ただで販売しなければ誰も買ってくれない商品だと解った私は
寧ろ、『マジカルガールパッチ』の怖さを知らないのは私達、日本人や韓国人、そして欧米人などの西側諸国人かもしれない。
つまり西側資本主義諸国人が『マジカルガールパッチ』の怖さを全然理解していないと感じると、資本主義は金で情報などを支配する怖さを私は感じてしまった。
「で、
「
「
「法学部が…、こんな体内チップを販売しているだと…。」
私は法学部が体内チップ。を販売しているのは矛盾しているようで実はなんとなく理解している様に思えた。
法学部は法律関連を学ぶ学部だが、この学部には大きな問題点がある。
それは弁護士利権が強い学部である事、法律によって彼らが都合よく解釈できる事が何よりも問題だと思う。
つまり、自分達にとって都合の良い方向へと解釈する事で自分達の利益を欲しがっていると私は知っていた。
技術者は法学部の奴隷だ。
故に、法学部の動かし方で殺人兵器などを開発してしまう事が私には既に知っていた。
だからこそ、法学部は人殺しの学部といわれるのはそれ故となっている。
私はそう思いながら、林美達の案内で彼の店へと運んだ。
*******
「ここが
「ここが
「ふっ。勘違いするな。でも、あの詐欺師はぜってー許せねぇからな。」
「ありがとう。アンタ達は、これから私と
「分かった。頼むぞ、
私は彼女達の案内で
「
礼音が凄く周辺を警戒しながら彼の居場所を突き詰めた。
すると…、
「私がとうとう、『マジカルガールパッチ』を装着した犯人だとバレちゃったか~。そうだよ。ここにいる中華街の若い娘の脳に『マジカルガールパッチ』を埋め込む事で私はアメリカで名誉を欲しかったんだよ~。」
「
「そうそう。私は女なんか身体だけを肉人形にして、高値で売らせれば金儲けになるし、永遠の肉人形として残せるからそれで良いの。」
「何。このゲイっぽい雰囲気。そして女性を馬鹿にする雰囲気はどうしてなの。」
私はこの男が女性を馬鹿にした態度で接している事に非常に嫌気を差した事で彼を殺したかった。
すると、私は彼を許さない気持ちが強くなったせいか私の身体から凄く力が漲ってきた。
「
「ほう、その様な態度をいつまで持てるかな?」
私は彼の口調が凄く嫌いだった上、彼を殺さなければ間違いなく他の人間にも被害が及ぶと断言出来た。
「
「そうだね。
私は奴を殺す覚悟が出たからか殺しても良い、体内チップ破壊医師の能力を発動出来た事で彼を殺す覚悟を決意した。
「凄いよ。
「あぁ、
「そうだね。
「ふふふ…。体内チップ破壊医師の2人なら私は容赦なくこれからレイスブック社から支給された私専用の能力を発動させる。」
「何…。」
「そんな。」
私は、
その体内チップはレイスブック社が一部の人間しか流通していない『プロビデンスの王』という商品を奴が持っていたなんて…、
「この『プロビデンスの王』を装着した時、レイスブック社が販売されている他の体内チップ装着社を殺せるとなると何て最高なのだろうか。」
「ふざけんな。こうなれば私がの能力『アブソリュートナヤ・ヌレーヴァヤ・ステペニ』で貴様を殺してやる。」
礼音。アンタは本気でレイスブック社や体内チップを嫌っているね。
「どうぞ。かかってこいやー。」
「でも、アンタはもう遅い…。」
「えっ…。」
その時、彼の足は絶対零度で凍傷になり、彼の身体が一瞬で凍り付いて動けなくなった。
「そして、さようなら。
「そんな…。」
そして彼の首から下を礼音の氷で見事に氷砕し、彼は生首となった。
「これはアンタがやった行為なんだよ…。」
っと、礼音が語った。
彼女がここまで冷酷な面をしたのは初めてだった。
それだけ彼女は体内チップを異様に憎いんでいるのはドウシテなんだろうか?
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