第6話

やや明るく成ってゆく夏の早朝 新聞記者の砂東 詩織は、ある ″特ダネ″を持って高速道路を走っていた。

その ″特ダネ″とは、今 流行りの《ネオファラオ》についてのネタだった。

《ネオファラオ、パソコンのハッキングやウィルスの散布など、その他の事件を起こすと思っていたが、実は、!?タイムマシーン!?や●●●が関与している可能性が・・・・・・》と危ない道を渡り、情報を得ていた。


パーキングが近く成り、トンネルを過ぎ、中間地点くらいの長い大橋に差し掛かった、明るさから、目をしかめてバイザーを下ろす、良し、順調×2と思っていた時だった。


ボワ~ン、ボワ~ン、パチパチッ、カチャッ、カチャッ、解らない所で時間が止まった。

行き成り、フロントが爆発と凄まじい火炎により、視界を失われた。

「キャ~ッ、あ~っ、あぁうううっ・・・」


ブレーキの電気系とオイル系類の切断、左前輪駆動の切断により、ハンドル操作が上手く出来なく成っていた。 そして、ガチャン、ギュッウ~、ウ~ウウッ、ウウウー・・・・・・二度目の左壁激突時に壁をぶち破り、空中にダイブした、左前と左側を下にして落ちて行った・・・叫んだが、声は、自他共に聞こえてなかった・・・スローモーション・・・落ちて行く×3・・・・・・わずか10秒位で地面に激突、そして爆発、破壊、回転をし、火だるま状態に。 そして全国ニュースで放送された。

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