第3話

目の前には、見た事がない光景が広がっていた。

黄色い丸い物体があった。

 周りは、静かなだったが黄色と黒の虎の繊細なアートは、太陽のマグマのように動いていた。

鳥肌が立つ位 気持ち悪く見えていた。


好奇心に誘われ、一歩また一歩とフリージャーナリスト咲枝 進治は、歩いて行った。

そして音の無い物体まで来たら、解った、球体!?だと小さい仮面ライダー!? 蜂!?だと。

生唾を飲んでから、右人差し指を球体に触れてみる。


触った!?と思ったら、キツネにつままれたように無くなっていた、たれ込みが、あった静寂な一部屋が、そこにあった。

回りを確かめると何か違和感!? 外は、見えるがボヤけて!?いた。

ブ~ン、パチパチッという音!? 咲枝 進治は、シャボン玉の球体の中に居た。


ブ~ン×3 パチパチ×3 蜂最大のスズメ蜂が飛び交い、直径2m位のシャボン玉の壁に当たる、10秒位で人を飲み込んだ、刺す×∞、掻き分けて手足をバタつかせ逃げた、たびたび顔を覗かるが、その都度また飲み込まれた。

 太陽のマグマが濁流し、踊るように黄色と黒色が混沌と生きて動いた。

虫に全く歯が立たす、逃げ場も無かった、鳥肌が立つくらいの繊細な虎模様の巨大な蜂の巣が、その場にあった。

 やがて透明な卵が、割れ、消えた、膨れ上がったデザートは、下に落ち身動き一つ無く、蜂は、四方八方に散り、消えていった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る