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2021年4月6日 09:27 編集済
「だって、よく考えてみると、この世界って、とてつもなく残酷な世界じゃないですか。弱肉強食、食物連鎖、他者を殺さなければ生きていけない世界。もし本当に神様がこの世界を作ったのだとしたら、悪逆非道にも程がありますよ」 うん。結局作者は神が嫌いなんだね、という結論でした。弱肉強食のない世界は悪じゃないんでしょうか。 自己言及のパラドックスに思いっきり陥いってるし、神は神を倒せるのか、本質的に全能な存在が自身を全能で無い状態にできるのか、許せるのか、そういう問題なのに、最後は神は嫌いだから全能は存在しませんよね、というのは、はっきり言えば逃げだし、論破でもなんでもない言葉遊びじゃないかな。
作者からの返信
この文章を書いた数年前は神が憎くて仕方なかった。今は自分もまた神の一部だと思うようになった。そして、あなたも神の一部なんだと思う。
2019年10月14日 17:47
全知全能を語る神様を論破。知的好奇心をくすぐられる面白い話でした。パラドックスの話は面白いですね。
2018年9月23日 10:57
「神は愛である」って説もありますから、「戦うとか不毛。できるけどやらない」が発動されそうです。
コメントありがとうございます。「神は愛である」という説は初めて聞いたので調べてみたところ……私は誰かを愛したことがないので、神を知らなかったようです。
2018年8月30日 10:43
「全能」もたいがいですが、「全知」のほうも扱いに困る能力ですよね。何せ「全てを知っている」のですから。 昔、タレントの上岡龍太郎が、「予知能力がある」と喧伝する自称霊能力者とテレビで共演したとき、会うなりいきなり霊能力者の頬をひっぱたいて、「叩かれることも知っていたはずだから文句はないな」と言って黙らせた。というエピソードを思い出します(都市伝説かもしれませんが、彼ならやりかねないと思います 笑)。
コメントありがとうございます。上岡龍太郎という方は存じませんが、おもしろいエピソードですね。実証できない能力は能力とは言えませんから、効果てきめんですね。
2018年8月18日 22:57 編集済
全知全能否定をこれほど分かりやすく書いてあるのを初めて見ました。 ニ十世紀末に、論理的にも(数学的にも?)絶対性の否定は確立されたそうですから、これからは、唯一神といえどもその上に立って考えていかなくてはならないのでしょうね。A「あなたは神を信じますか?」B「その前に、その神は全知全能の神ですか?」A「はい」B「では、あなたの言っている神は存在しませんね」 ということになりそうです。
コメントありがとうございます。分かりやすさを心がけて書いたので、そう言っていただけて嬉しいです。
編集済
「だって、よく考えてみると、この世界って、とてつもなく残酷な世界じゃないですか。弱肉強食、食物連鎖、他者を殺さなければ生きていけない世界。もし本当に神様がこの世界を作ったのだとしたら、悪逆非道にも程がありますよ」
うん。結局作者は神が嫌いなんだね、という結論でした。弱肉強食のない世界は悪じゃないんでしょうか。
自己言及のパラドックスに思いっきり陥いってるし、神は神を倒せるのか、本質的に全能な存在が自身を全能で無い状態にできるのか、許せるのか、そういう問題なのに、最後は神は嫌いだから全能は存在しませんよね、というのは、はっきり言えば逃げだし、論破でもなんでもない言葉遊びじゃないかな。
作者からの返信
この文章を書いた数年前は神が憎くて仕方なかった。
今は自分もまた神の一部だと思うようになった。
そして、あなたも神の一部なんだと思う。