第38話 ふと考え思ってしまう、まるで今日の天気はなんだっただろうってことと同じように。(障害者寄り)




今日(と言っても実際はだいぶ前の話)ね、まあ気分的には気圧の急激な変化とか、

いろいろと自分の今現在のからだの不調の理由を考えてみたわけですよ、

相も変わらず。


でね、これもまあ面白いことに、「別の自分のひとつ」が、

最近ゲーム(据え置きの方ね)やってねぇなぁ、って思いついたわけ。


そこで面白そうで、かつ右麻痺の私にもできる据え置きゲームで、

ホラーテイストなのはねぇが、と思って、pcで検索かけてみたら、

ダウンロード専用ゲームで面白そうなのがあってね。


お値段もリーズナブルだし、私基本的にインディーズだとか、

ダウンロード専用ゲームはプレイしない人間だったんですが、

配信してる会社がエラくお世話になってる(一方的にね)会社でもあって、

じゃあ購入してみようかなって思って、ストアで検索かけたらなくて。


ん?と思っていろいろ調べてみた結果、

そもそも元々のゲーム出してた海外の会社が飛んだって言う情報だったり、

そのサイトに行ってみたところ絶賛配信中ってなってはいたけどなかったり、

半分くらいこりゃあ配信停止になったか?と思ってはいたものの、

もう本部に聞くしかない、と、また「別の自分のひとつ」が口添えをして、

LINE経由で聞いてみたところ、ちょっと思ってたとおり、

その単語が入ってる別のゲームを出してきて、

「もしかしてこれでは?」と聞いてきたのでばっさり「違います」と返したんです。


結果そのゲームはありません、申し訳ございませんとなって、もうこっちも意地で、

直接配信しているゲーム会社のカスタマーセンターに電話したんですよね、

そしたらなんと!5月で配信終了と!


ここからがまたおかしくて、担当の方から配信停止の情報を聞いたとき、

がっくりくるよりも先に笑っちゃったんですよね。


あーすっきりした!って(笑)


わからないままよりも、わかってすっきりした方がいい、って。


それで実はうっすら怖いお話なんですが、実はそのゲームを探していた経過のうち、

割と最初の方から、ぼんやりと、またまた「別の自分のひとつ」が、

直で死んでる私を発見するのと、遠くで死んでる自分を発見するのとでは、

どっちが後腐れないんだろう?ってことを、延々水面下でずっと考えてたってこと。


個人的にはこれ、よくあることだったりします。


これを希死念慮と呼んで良いものなのかどうかはさておき、

そう言う死にたい消えたい病が私のこころの一番深いところから煙のように、

ゆっくり確実にゆらゆらと沸き上がってくる衝動を感じると、

この時とばかりに「別の自分」軍団が、それいけ!とばかりに、

そう言えばあのゲームの続きやろうよ!だの、

あの漫画まだ読み途中だったよね!とか、

様々な理由をこじつけて、死を回避して生きてる自分がこちらになります。


もう何年も、何十年もこう言う状態が続いていて、時々自分がイヤになるんですが、

それでもここにこうして書いてる自分がいる場合、

私はまだ生かされていると言う証になります。

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